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Café LGBT+

2015.10.17

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Café LGBT+は、LGBT当事者/非当事者の垣根を越えたゆるやかな集いの場=コミュニティづくりをめざしています。

「LGBT」とは、L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスセクシュアル/トランスジェンダーの頭文字をとった語で、セクシュアル・マイノリティや多様な性のありようを表したことばです。わたしたちはLGBTに「+(プラス/ポジティブ)」をつけ、LGBT当事者のみならず、多様な性をあるがままにとらえ、だれとでも/なににでも接続可能であるというポジティブな意味合いを込めています。

Café LGBT+のこれまでの活動と現在の活動は以下の通りです。

■定期ミーティング
毎月第4金曜日(予定)に定期的にミーティングをしています。19時から20時の1時間は定例ミーティングを。20時以降は、のんびりとお話しと食事をしながら過ごせる居場所を設けています。どなたでもふらりとお立ち寄りいただけますので、遊びにきてください。
定期ミーティングはイベントページでアップしています。

■パブリックキャンペーン
ーFacebook上で、Cafe LGBT+ Newsという、LGBT関連の日本と世界のニュースをピックアップするページを運営しています。https://www.facebook.com/cafelgbtnews/
ー政治家や公人等のLGBTに関する発言をモニタリングし、差別的な発言がある場合は、Café LGBT+名義で抗議声明を出し、全ての人の人権が守られるようなキャンペーンを行います。
ー2016年2月に実施される京都市長選挙の立候補者に、LGBTの人権施策に関し公開質問状を送付しました。

■レクチャー
「たたかう、アート!〜LGBTの権利獲得運動とアートの関係を探る」〈全5回シリーズ〉
LGBTの権利運動について考える時、アートや表現との関係は重要である。例えばアメリカ合衆国におけるLGBTの権利運動は、ストーンウォール事件(1969)やエイズ危機とそれへの対抗運動「Act Up」(1980〜96)、若年LGBTの相次ぐ自殺をきっかけに立ち上がったIt gets better Project(2010〜)といった出来事と共に語られる。そしてそこには、ストーンウォールにおけるジュディ・ガーランド(女優)、「Act Up」におけるキース・ヘリング(画家)やアンディ・ウォーホル(画家)やラリー・クレイマー(劇作家)、It gets betterにおけるジャネット・ジャクソン(歌手)やレディ・ガガ(歌手)のように、運動と表現者との協働が常にあり、その影響関係は極めて強いものです。
 日本においてLGBTを取り巻く環境が大きく変化しようとしているいま、LGBTが置かれている状況をつまびらかにし、今後どのように対応しうるのかを考えるとともに、LGBTの権利獲得運動とアートの関係を探っていきます。

1|キックオフ・ワークショップ
釜ヶ崎芸術大学2015講座「男女と色恋」
内容:女と男が、なにをする? でも、そもそもあなたが「男だ」「女だ」と、だれがいつ、なぜ決めたのだろう。
日時:2015年7月25日|土 14:00〜16:00
会場:西成市民館(西成区萩之茶屋2-9-1)
講師:あかたちかこ(思春期アドバイザー)、
   山田創平(社会学者)


2|Cafe LGBT+ 公開研究会 Vol.1
「MSM(男性間性交渉者)がおかれている現状について」
内容:LGBT当事者が置かれている状況はあまり知られていると言い難い。MSM研究の第一人者である日高庸晴氏に、MSMの状況についてお話しを伺う。
*MSM=男性間性交渉者(Men who have Sex with Menまたは Males who have Sex with Males)のこと。同性と性交渉する男性を意味することば。
日時:7月31日|金 19:00〜21:00
会場:大阪市立大学・梅田サテライト(大阪駅前第2ビル6F)
講師:日高庸晴(HIV/AIDS対策、社会疫学、健康科学)

3|Cafe LGBT+ 公開研究会 Vol.2
「同性間パートナーシップと法制度の国際比較」
内容:同性婚やパートナーシップ制度は、同性愛者だけの問題ではなく、新しい社会保障といえる。各国の法制度と比較しながら、その思想潮流を探る。
日時:8月8日|土 19:00〜21:00
会場:大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)
講師:谷口洋幸(国際人権法)
進行:三輪晃義(弁護士)

4|Cafe LGBT+ 公開研究会 Vol.3
「90年代京都のアートアクティビズムにおけるLGBTムーブメントと現在」
内容:京都におけるアートアクティビズムの系譜と、その活動をひもとき、現在のヘイトスピーチに対するアート的アプローチの可能性について話し合う。
日時:8月22日|土 19:00〜21:00
会場:ソーシャル・キッチン
講師:ブブ・ド・ラ・マドレーヌ(アーティスト)
進行:山田創平(社会学者)

5|Cafe LGBT+ 公開研究会 Vol.4
「アメリカにおけるセクシュアルマイノリティ・アクティビズムとアートの関係」
内容:アメリカのアートシーンおよびポップカルチャーにおけるセクシュアル・マイノリティの描かれ方とその政治的アクションについて伺う。
日時:8月28日|金 19:00〜21:00
会場:大阪市立大学・梅田サテライト(大阪駅前第2ビル6F)
講師:藤田淳志(アメリカ演劇研究)
進行:山田創平(社会学者)

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