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かわや版

堀内 陽平/Yohei Horiuchi

1984年5月23日23時53分、京都市生まれ。双子座。B型。男。尊敬する人は西川顕。現在、新聞社にてお仕事頑張ってます。

Yohei Horiuchi was born at 23:53 on May 23rd in 1984, and grew up in Kyoto. He is Gemini and his blood type is B. His hobby is woman. As a freshman, he currently works hard at a newspaper company.

[かわや版] vol.70 芸術より人生を、政策よりセンスを

2012.02.01

 どうも盛り上がりに欠ける感が否めない。京都市長選。似たような政策が並び、両候補の主張の違いが有権者に伝わりにくいようだ。別に今回の選挙に限った話ではないのだが、報道機関は構図を明確にし、争点や対立軸を持ち出すことに主眼を置く。政策論争という観点からも政策の相違点や中身が問われる云々。だもんで、有権者が投票する際の基準も政策がトップ、次いで指導力、人柄と続く。容姿で選ぶ人は少数派。でも、容姿って大事でしょう。趣味や特技、あるいは好きな芸能人やら映画や音楽の「センス」で決めたっていいじゃないか。むしろ一考すべきだと思う。


 例えば。中村候補の好きな映画は「パイレーツ・オブ・カリビアン」。対する門川候補は「源氏物語千年の謎」。基本的にどちらも見てないのでアレだが、海賊の「正義」のロマンたら、平安時代の京都の魅力とか言われてもねえ。まだジブリ作品の方が投票する気になる。趣味は、中村候補は旅行やスポーツ観戦。門川候補は人間浴と「便きょう会」での便所掃除。奇をてらう後者のタイプは就活の面接で一緒になった場合、仲良くなれたためしがない。居酒屋で最初に注文するつまみは、中村候補の枝豆に対し、門川候補は豆腐。これは悩ましい。判断が難しいぞ。好き嫌いが分かれる。枝豆か豆腐か。今回の市長選は、この「争点」をじっくり考えてから投票しよう。一つはっきりしているのは、2人とも夏場のつまみをイメージしている点だろうけど。


 選挙ポスターもいただけない。公選法の制限があるのではと疑うくらい、毎回、目を覆う惨状だ。キャッチフレーズや政策らしき文字はあるが、プロフィールなどは無論、投票所へ足を運ばせるような「センス」はない。目立ってナンボの世界だろうけど、ナンボなんでも、という完成度。市議選ともなれば、何十枚ものポスターが掲示板に顔をそろえる有様。という訳で、投開票は5日!!!

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清き一票を mix
外山ハウス/ Unknown
外山テクノ/ Unknown
鳥肌実大先生、、、廃人演説、、、ジョウジ、リミックス/ Unknown
ONE/ 白井愛子

[かわや版] vol.69 星に願いを

2012.01.13

新年
あけまして
おめでとうございます


 趣味は女性。こんな風にプロフィルにあるから、いかにもテキトーなフザけた男と思われている向きもあるやもしれないが、どっこい、単にロマンチックな男やからね。


 2012年は天文イヤーだそうだ。5月21日。つまり、28歳を迎える2日前。太陽、月、地球が一直線に並んだときに起きる現象である日食の一種、太陽がリング状に輝く「金環日食」が見られる。国内では四半世紀ぶり、京都では実に282年ぶりという。確実に、生きているうちに京で拝めるのは今回が最初で最後になりそう。是が非でも早起きして観測せねばなるまい。


 なんつったって、名前に太陽の「陽」がついている。しかも。占いによれば、わたくし堀内陽平の性情は太陽星らしいのだ。


 堀内陽平さんは「すべてを受け入れてくれるタイプです。安心感を女性に与えてくれます。こんな人ですから、たくみに女心を操って、目的の女性と交際をはじめるようなことはできません。お互いに必要な異性という自信と誠意から、交際をスタートしますので、付き合っていくからには、最後まで責任をもって愛していこうとします。いつでも、どんなときでも、女性を照らし、守りつづける太陽でいたいと、本心からそう思っている人が多いのです」。そうそう。いいこと言うね。


  「妻にしたいと思う女性は、天同星のような女性です。すなわち、いつもあたたかな笑顔を絶やさず、ひとつひとつの動きが流れるようにしとやかで、どこか令嬢を思わせるような気品に溢れているばかりでなく、男性を巧みに引き立てる謙虚さも持ち合わせているような女性です」。ふんふん、なるほど。言われてみれば確かに。


  「自分をやさしく包み込んでくれる女性に出会うと、堀内陽平さんは急に心臓が激しく高鳴り、いても立ってもいられない気持ちになってしまうのです」。って、こっちが恥ずかしくなってきたぞ。まあまあ、続けようか。「ですから、堀内陽平さんは、けがれを知らない白蓮の華から、突然妖精が出てきて、『どうなさいましたか。わたしでよければ、お手伝い致しますわ。』と、やさしく声をかけられるようなことを夢みています」


・・・・・・ロ、ロ、ロマンチックな男やからね。見上げると、冬空の星がきれいだな。


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堀内陽平さんのザ・ベスト2011 mix
Unknown/ mma
1月の汽車/ 平賀さち枝
Nijizou/ Rei Harakami
Rehab/ Amy Winehouse
Once In A Blue Moon/ 深津絵里&西田敏行


 小欄で押し続けている忍田彩に、服部みれい+嶺川貴子を加えた最注目の「ンマー」。さっちゃんの音楽はね、日常。青春。そして思慕の香りがするだよ。独自臭、らしい音楽という意味では、音に人格のある数少ないミュージシャンだった。新幹線の中から手を合わせておきました。αの追悼特番もよかった。27歳か。気がつけば、自分も27クラブの対象な訳で。ステキな映画の、ステキ2人による、ステキな主題歌。

[かわや版] vol.68 けう

2011.12.07

 そもそもこのコラム、読まれているだろうか。素朴な疑問として。細々と更新してはいるが、身内を除くと反応は皆無に等しい。いや、思い当たるふしは山ほどある。小話を「垂れ流す」だけの小欄を読んでくださる物好きはそうはいないだろう。が、しかし。ついに現れた。春先に熊本からメールが届いた。送り主は同い年の同業者。しかも異性。ガールときた。小躍りするしかない。ちなみに、木村カエラ、栗山千明、ミムラ、高橋マリ子も同学年。そしてスカーレット・ヨハンソンも。華の84年組、遠慮は無用である。
 
 秋休みで九州初上陸するついでに熊本にも寄ろう。でもその前に。選挙疲れを別府温泉で癒やす。寂れた温泉街にピンクな昭和の雰囲気が漂う。韓国人が目立つ。と、はしごしていたら呼び止められ、結局、場末のスナックへ。ママの手料理を酒の肴に、別府駅前でみかんをたたき売る常連のお父ちゃんと3人で酌み交わす。


 二日酔いで熊本市へ移動するも、返信がない。これはラーメンとからし蓮根食べてさっさと帰るしかなさそうだ。と諦めムードになりかけたところで連絡があり、お茶をした。聞けば本職の傍ら、熊本を中心にアートイベントをレポートするサイトを運営してはるそうな。何故に京都での活動をご存じかと問うと、その道では有名、とのこと。それなのに胡散臭いのが一人紛れ込んでいる。誕生日が近くて血液型も同じなので目に余った次第だ。そうか、人目に触れる機会が増えるなら、自分のプロフィルを再考せねば。他人のプロフィルは割と気になるし。


 しかし、旅行する度に思う。どうして駅前ってこうも金太郎アメの風景になるかね。その点、秘宝館があった別府は、猥雑なおとなのおもちゃ臭が感じられる。地元の北白川を見ても、丸山書店に続いて「遊びのおもちゃ箱」とも呼ばれた「キタバチ」がスーパーに。京都会館の再整備はさることながら、一様で均整のとれたまちに表情を変えていく、かも。えらいこっちゃ。



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四傑 mix
春一番/ ハンバートハンバート
私たちの望むものは/ 岡林信康
三番目に大事なもの/ RCサクセション
外は白い雪の夜/ 吉田拓郎


 君の窓まで。奪い取ること、あなたと生きること、不幸せにとどまるな。それは恋人、あなたよ。だけど、バイバイラブ。さようなら。

[かわや版] vol.67 まちを編む

2011.11.21

 「記者」と呼ばれるのも、自ら名乗るのもいまだに少しむず痒い。一部の間では「新聞記者」で通っているが、あだ名じゃないしそれ。名刺には「編集局 記者」と一応ある。むしろ、前に置かれた編集の2文字に引かれる。


 就職は出版社志望だった。雑誌編集に携わりたかった。全然採用していないにも関わらず、INFASパブリケーションズに企画書を勝手に郵送して面接を取り付けたこともあった。若気の至りが懐かしい。今でも憧れが抜けきらず、やれ「編集者」とか「編集長」の肩書にめっぽう弱い。それがである。ご縁というか、拾ってもらったというべきか、新聞社に就職した。


 そしてどういう訳か、市政を担当している。主な取材分野は行政や政治だ。もともとカルチャー誌を目指していた人間だから根っこの部分は文化系。社内の部署なら文化部の響きがいい。とはいうものの。政も満更でもない。持ち場の丹波地域といえば、野中広務元自民党幹事長のお膝元。政治の話題には事欠かない。自然と関心の方向がそちらに向く。TPPの問題にしたって、コメよりも関税が高いコンニャクの8割超を生産する群馬県は、中曽根、福田、小渕の地元。気持ちいい位にきな臭い。それはさておき。


 日本の転換点になる大震災が起きた特別な年に、市長選を含め3度の選挙を経験したことも大きい。まちづくりを担う首長や議員らと直に接してみると、突っ込みどころ満載なのだ。それなのに、有権者の関心が低くて心もとない。この「先生」たちにまちの未来を任せて大丈夫なものか。住民がもっと声を発すべきでは。じゃあ、自分はどんな原稿を書けばいいのか。


 ラグマガとともに、毎号欠かさずに読む「エココロ」を創刊した編集者、菅付雅信が語っていた。「今後、街づくりを本気でやりたい」。確かに、雑誌には新しいライフスタイルや価値観を提案する側面がある。編集という仕事を突き詰めていくと、まちづくりが横たわっている気がする。そりゃ、今のシーズンだと秋の京都特集が確実に儲かるんだろうけど。近未来の社会のあり方、生き方を考えさせる雑誌は少ない。ブルータスよ、お前もか。

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維新 mix
LUZ DE PIEDRA DE LUNA/ JAVIERA MENA
SENORITA/ ACTRESS
INDOORSY/ BATHS
SOUL OSCI/ 蓮沼執太

[かわや版] vol.66 年を重ねて

2011.10.01

 鯖ずしが好きだ。「だ」と言い切ったが、正確には「になった」と言うべきだろうか。二十歳をすぎるまでは、青魚はむしろ苦手だった。鯖街道の近くで育ったにもかかわらず。それが加齢に比例しておいしく感じるようになり、今では鯖ずしフリークの1人となった。「本物」の味を一度覚えてしまうと、スーパーのタイムサービス品やら、バイキングの一品には手が伸びない。見た目が違う。味はもっと違う。今年の目標は、下鴨にある「鮨よし田」のそれと対面することである。若狭の生鯖と利尻のだし昆布を使い、鯖とシャリの間にガリを挟みこんだ逸品、とグルメ雑誌にあった。

 舌だけではない。週刊誌も好きになった。「週プレ」系の雑誌は以前から愛読しているが、25を越えたあたりから新潮、文春、現代、ポストにも手を広げた。すると、ほぼ日替わりペースで発売されるから毎日読書で忙しい。1週間が瞬く間に過ぎていく。ここ1カ月は杉作J太郎に続けと、加護亜依関連記事を拾い読む。そしてのけ反る。週刊誌こそは「おじさん」「おやじ」の好物との共通認識だったけれども、つまりはそういうことか。
 
さて、最近はというと。仕事帰りのレイトショー。これだ。ただ映画を見るのではなしに、上映前には普段食べられないジェノベーゼかちゃんぽんで腹ごしらえ。まばらな映画館で見たい映画をじっくり堪能した後は、駅前の隠れたバーで一杯やる。今の上司は社内の女性の中でも1、2を争う酒豪であるからして、いい店に連れて行ってもらえるので有難い。映画の余韻に浸りつつ、グラスを傾ける。大人だね。まったく。


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Nordic Lounge mix
The moon is a harsh mistress/ Radka Toneff
Summer sun/ Koop
Inni mer Syngur Vitleysingur /Sigur Ros
Try a balloon! / Opiate


 ノルウェーの伝説的ジャズ歌手。白夜の静寂に響く福音。スウェディッシュ・ポップの代表格がユキミ・ナガノをフューチャーした、心地よいクラブ・ジャズ。「たまたま」の主題歌起用について、主演の蒼井優は「この作品にはピッタリ」。同じくアイスランドが誇る才能・ビョークが認めた、コペンハーゲン出身の。実験性を残しつつチルで踊れる。

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