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Monthly Social Kitchen

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21世紀の公民館、Social Kitchenがお届けする月刊新聞。Social Kitchenの近隣約1000世帯にスタッフ自ら毎月ポスティングしています。

Monthly Social Kitchen Vol.17 (2012.4)

2012.05.18

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【特集】

ワーキング・グループ②「震災/原発」メンバー大募集!

2011年5月にワーキング・グループ①「震災/原発」というゆるやかなグループが発足し、同年3月に起きた東日本大震災と現在も進行中の福島第一原発事故/公害について、「関西でできることはなんだろう」と考え悩みながら、活動してきました。具体的には「女川カレー」の支援を行ったり、京都に避難してきた方が集まる場をつくったり。また、特に福島第一原発事故/公害に関して、こういうことが起こる社会の土壌そのものを考え直すために、政治を考える勉強会や、今年2月に行われた京都市長選挙についての展覧会も開催してきました。
このワーキング・グループ①「震災/原発」の1年間の活動が終了するのに合わせ、ワーキング・グループ②「震災/原発」の募集を行います。ワーキング・グループ②「震災/原発」は、東日本大震災と福島第一原発事故/公害、またそこから見えてくる社会について考え、様々なアクションを起こすグループです。東北地方から遠く離れて活動を続けるという物理的制約と、「復興」に必要なモノや技術がこの一年で大きく変わっているという現状を認識したうえで、それでも、それだから、この大惨事があったことで見えてきたことに働きかけ、試行錯誤を重ねること、それがグループの目的です。どなたでも参加できます。特に高校生や大学生の参加も待っています!

「ワーキング・グループ」とは、あるテーマのもとに集まった人が、そのテーマついての企画やアイデアを考え、実践していくグループを指します。毎月2~3回、約1年間、ゆっくり継続的に活動を続けていくイメージです。もちろん、なんの強制力も働いていないので、続ける、途中で辞めるのは参加する人の自由です。ソーシャル・キッチン(SK)の運営スタッフとSK周辺の多様な知識&技術を持った人たちが相談役として、横からアイデアを提供します。

〈活動テーマ〉


活動内容は、基本的にはミーティングを繰り返しながら、メンバーが決めていきますが、以下はSKからの活動内容の提案です。また、2011年度ワーキング・グループ①「震災/原発」の活動も参考にしてください。→http://hanareproject.net/working_group_1/

■ 活動例提案1:展覧会「○○選挙」


2011年度ワーキング・グループ①「震災/原発」は、今年2月に開催された京都市長選挙をテーマに展覧会「京都市長選挙」を企画し、マニフェストやメディアの批評性がない選挙情報とは一線を画した情報を有権者に提供しました。この企画は大好評のうちに終わりましたが、まだまだ改良する余地もありそうです。そこで、2012年~2013年5月までに開催される京都、関西の選挙で、この展覧会「○○選挙」という形態をより進化させていきます。

■ 活動例提案2:それデモ、デモを企画する


福島原発災害/公害以降、日本各地でデモが盛んになってきている一方で「デモに行きたいけど、なんか拒否反応が出てしまう」「社会運動系の人たちと一緒歩くのが恥ずかしい」という声もよく聞きます。単純にデモがオシャレになれば解決するのか、それとも私たちの身体が公共的空間で自由にのびのびと振る舞う作法を身につけることが先なのか。そもそも公共の空間を沢山の人が歩く行為は、どういう意味があるんでしょう? 1年という活動期間の中で、京都で開催しうる、史上最高のデモを企画・実現してみるのは?

◎ 日  程:グループで相談して、ミーティング/活動の頻度を決定する。目安としては週1回~隔週1回
◎ 活動期間:1年
◎ 参加資格:特にありません。
◎ 場  所:ソーシャル・キッチン 他
※5月16日(水)20時から、第1回目のミーティングを行います。興味、関心がある人はソーシャル・キッチンに集合!


【1Fカフェからのお知らせ】

「野菜は捨てる部分がないからぜったい捨てないように」と教わった事があります。皮や芯やヘタも、お肉を煮込む時などに一緒に入れるといい出汁がでるし、匂い取りにもなります。キャベツの一番外側の緑色のかたい葉っぱもスープに入れて煮込んだり、キャベツやブロッコリーの芯は中華風に炒めるとおいしい。大根や人参の皮を切り干し野菜にしたりもできます。農薬を使わずに作ってくれた野菜だから丸ごと食べられるし、ちょっと値段も高いからもったいないし大事に使おう、なんて思ったりして工夫をしてかえって経済的になってゴミも減りました。食材の背景を気にするようになってから、どんどんと旬のもの有機のもの知っている農家さんのものを使いたくなったりして、今迄何の気なしに使っていた食材を使わなくなったり、制限もかかってきますが、あたまを使って工夫してつくるのはおもしろく、実験している日々です。

 

 

■紙面のダウンロードはこちら→ vol17.pdf

Monthly Social Kitchen Vol.16 (2012.3)

2012.05.18

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【特集】


Interview Series 2

前号に引き続き、仙台市にある文化施設「せんだいメディアテーク(http://www.smt.jp)」に勤める甲斐賢治さん(せんだいメディアテーク 企画・活動支援室長)へのインタビューをお届けします。「せんだいメディアテーク」は美術や映像文化の活動拠点であると同時に、すべての人々がさまざまなメディアを通じて自由に情報のやりとりを行い、使いこなせるようにお手伝いする公共施設として、3月11日の震災以降、「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を設置するなど、震災体験や復興への道筋を記録、保存する活動にも重点を置いています。

この1年でせんだいメディアテークの震災に関する活動はどのように推移してきましたか? それはまた今後どのように推移していくと考えていますか?

被災地とはいえ、都市部にあるメディアテークのできることはそう多くありません。あくまでも文化施設であり、一次的支援に役立つようなことはなかなかできません。しかしながら、これまで培ったネットワークや発信力や経験を活かし、その役割を最大限務めることに注力することはできると考え、2011年度の事業のテーマを震災復興に絞ることから始めました。そして、この事態に向き合うために人々が集まり話しあうような機会「考えるテーブル」や、この状況を市民自らが記録、発信するための仕組み「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(通称:わすれン!)などの事業を企画し、進めました。結果、この1年間のさまざまな事業に、本当に多くの人々が、自立的に真摯に関わってくれたように思います。この先、このような私たちの自立的な経験がさらに高まり、活かせるような事業を進めていきたいと考えています。

せんだいメディアテークでは、「わすれン!」を中心として震災体験とそこからの個人や街の歩みを丁寧に記録する取組みをされていますが、「忘れていく」や「なかったことにしていく」という人間の性質と社会のメカニズムとどのように向き合っていますか?

私個人の淡い記憶ですが、震災直後から3ヶ月ほどの間、「忘れたい」気持ちと、「忘れてはならない」と思う気持ちとが、自身の中で激しく葛藤し、胸中の緊張が続いていたことを憶えています。まずは、その経験が個人的に「恐ろしかった」ことから忘れたいわけです。でも同時に、なにか社会的な感覚から「忘れてはならない」とも思うのです。おそらく、これはどちらも当然の感覚なのだと思います。ところが、その葛藤の幅が3ヶ月を過ぎたあたりから、どんどんと小さくなり少しずつ「楽」になっていきました。いいかえると、ある意味異常だったあまりにも緻密な記憶がどんどんと薄れてきており、そのため葛藤の幅が狭くなっていくのです。で、さらに嫌なことは、そのような葛藤をなんらか代表するような「言葉」に置き換えて、記憶を固定化し、すまそうとさえしている気がします。その行為そのものはもしかするととても自然な行為、生きていくための治癒の結果のようなものなのかもしれませんが、とても気がかりではあります。また同時に、いわゆる「日常」へと凄まじい勢いで戻そうとする社会、あるいは消費社会の強靭さも感じます。そして、なにか漠然としたものですが、社会へのあきらめのようなものも感じます。
いま、気になっているのはそういった本来あったはずのリアリティが、徐々に失われていくことを許容しつつも、どうすれば自分自身をも含め再度喚起できるのか。あるいは、人々をそこに一時的にであれ、リアリティを引き出しつつ再度召還できるのか。たとえばデモのように、そのような機会が重要だと思っています。また、もしかすると、それこそが表現の領域、アートの役割なのかもしれないとも思い始めています。


【1Fカフェからのお知らせ】

野菜市や日頃の仕入れでもお世話になっている大原の「つくだ農園」さんが"じゃがいもオーナー"を募集されていたので参加させていただきました。一口10kgから参加でき、私たち消費者が農家さんと一緒に農作業をして収穫物をいただきます。私たちは野菜作りの現場を体験し、自分が育てた美味しい野菜を食べる事ができ、農家さんは農作業の負担やリスクの軽減ができます。毎日の食生活を支えてくれている農家さんの大変さや野菜作りのおもしろさがよく分かります。ジャガイモの種がジャガイモだという事も知りませんでした。自分が食べている物がどのような長い道のりを通ってきたのかを考えたり探ったりすることは単純にとてもおもしろいですね。収穫が楽しみです!

 


■紙面のダウンロードはこちら→ vol16.pdf

Monthly Social Kitchen Vol.15 (2012.1,2)

2012.05.18

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【特集】

Interview Series 1

今・次号の特集では、“せんだいメディアテーク”の企画・活動支援室長、甲斐賢治さんへのインタビューを2回に分けて紹介します。“せんだいメディアテーク”は美術や映像文化の活動拠点であると同時に、すべての人々がさまざまなメディアを通じて自由に情報のやりとりを行い、使いこなせるようにお手伝いする公共施設です。3月11日の震災以降、「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を設置するなど、震災体験や復興への道筋を記録、保存する活動にも重点を置いています。

―今、仙台に住む甲斐さんや、甲斐さんの周りの方の生活の中では、震災や福島原発事故の影響は、どのように受容され、そこからどのようなアクションが生まれているのでしょうか?

震災が起こり、多くの知人や若いアーティストが仙台を通過し、被災地へと入っていきました。その経由地のひとつとなったせんだいメディアテークに幾度となく訪れてくれる人々がいます。混乱する一市民である私にとって、それらの人々は、この事態に関わることを通じ、考え続けているように思えてなりません。
たしかに、この複雑な問題をはらみながらも転がり続ける状況を、一個人が理解することなどそう容易いことではないように思えます。そのため、身をもってその地に立ち、人々と関わり、感じ取ることを通し、考えているのだと思います。したがって、それらのアクションの数々は、切実でありながらも急いでいないように見えるし、また、それらのアクションはまだ始まったばかりのようにも思えます。

―関西からの東北への支援の方法として、どういう活動や実践を期待していますか?

難しい質問です。最近、仮設住宅への「慰問」として、さまざまな活動が数多く訪れると聞きます。決して悪いことではないのかも知れませんが、そもそも生活者である被災者の自主性を引き出すことこそが、人々や街の回復のいずれにとっても重要なことだとする考え方もあります。いつまでも、ただ提供される側にいるわけにはいかないのです。
あくまでも私見ですが、もしかするといま関西ですべきことは、杉並での反原発デモ(2012年2月19日)※に見るような地に足の着いた取り組みに、注力することなのかもしれません。つまり、問題は既にあったのです。それは福島にだけではなく、いまの関西にも事実あるのだと思います。ならば、その日が来る前にすべきことをイメージし、取り組み始める時なのかもしれません。
あるいは、近く、南三陸町では「観光」の受け入れを始めると伺いました。とてつもなく大きな被害を受けた街の中心部を見てもらおうと企画されているのですが、このような回路を通してであっても、現地に立つことによって、初めて考え始められることがあるような気がしてなりません。情報としてではなく、自身の経験から考え、起こしたことを実践につなげていく道のりをこそ大切にしたいです。

(次号へつづく)

※杉並での反原発デモ http://www.magazine9.jp/matsumoto/120222/
■せんだいメディアテーク  http://www.smt.jp/




【1Fカフェからのお知らせ】

大根、かぶ、人参などの根菜。菊菜、白菜、ほうれん草などの葉野菜。今が旬でとってもおいしい時期ですね。根菜はことこと炊くと滋味深い野菜のいいダシがでて、体もぽかぽか温まります。これを味わうと寒さが苦手なわたしも、冬もいいなぁという気持ちになります。だんだんと日の昇る時間も長くなり、春も近づいてきている事を実感していますが、心配しているのは迫り来る端境期(はざかいき)。冬野菜が終わって夏野菜が始まるまでの間、有機栽培の場合野菜が穫れません。今のうちに冬野菜で保存食を作らなければっ、とそわそわしています。旬のものを食べると同じ食材が続く事もありますが、いかに工夫して毎日おいしくいただくか、先人の知恵をお借りしたり考えたりして手を動かすのも楽しいものです。

 

 

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Monthly Social Kitchen Vol.14 (2011.12)

2012.05.18

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【特集】

「脱原発」に向けて、市民ができることって…!?

 

今年もあっという間に過ぎていきますね。2011年最後のソーシャル・キッチン新聞は、3月11日以降しつこく考えてきた原発についての特集で締めくくりたいと思います。

現在日本にある原発の総数は54基で、そのうち稼働しているのは2011年9月現在、20%程度です※1。原発事故以降、原発がなければ暮らしが成り立たないという「電力供給不足」のキャンペーンがありましたが、この数字をみれば、原発がなくても日常生活が維持できることが、分かってきました。私たちの生活を見回した時、過剰に電力を消費しているのは事実なので、もっともっと省エネするために知恵を集めたいと思っていますが、「電力が足りない→やっぱり原発が必要だ!」という子供だましのキャンペーンには踊らされないようにしたいです。

さて、個人で消費電力を減らす他に、どういうことができるのかも考えてみたいです。例えば、福井には13基もの原発がありますが、関西で消費される電力の50%は福井からの原発で賄われているようです※2。現在は運転停止中のものもあるので、実際のパーセントはもう少し低いですが、福島↕関東圏と同じ、ゆがんだ構図(過疎化した地域が原子力の危険を引き受け、豊かな都市部に電気を供給する)が関西にもあります。
個人が電力消費量を減らすだけでは、大きな力関係で動いている電力業界の利権、そしてそれと結びついた政治を変えることは難しそうな気配です。なので、もう1つ、2つくらいの方法も一緒に実行すると、原発から脱する流れを作れるような気がしています。

例えば、来年2月に実施される京都市長選挙もその1つの方法になり得るかもしれません。京都で脱原発を唱えたところで、福井県が運転継続を決めたら、影響力はないと考える向きもありますが、京都は関電の株を保有しています。大阪や神戸より保有率は少ないですが、それでも株主総会で株主として関電の方向性を変える力を持っているのです。

門川大作現市長(来年2月の選挙にも立候補)は、今年6月に開催された関電の株主総会で、他の株主から出された原発廃止の提案に対し反対しています※3。一方、別の市長選挙候補者、中村和夫氏は脱原発の方向性を明確にしています。ということは中村さんが選出されると、京都市として関電の株主総会で脱原発の提案を出せることにも繋がってきます。株主総会は会社の最高機関なので、そこで会社の方向性を転換することだってできるのです。

何を焦点として投票するのか、というのは人によって異なりますが、脱原発ということもちゃんと焦点にしていきたいね、と年の瀬に考えたのでした。

3月11日の地震/津波、そして福島の原発事故に関連して、お亡くなりになられた方のご冥福を心からお祈りします。

★1月22日〜2月5日まで、展覧会「京都市長選挙」を開催します。
※1  http://www.asahi.com/business/update/1014/TKY201110140478.html
※2  http://www.pref.fukui.jp/kids/life_kiji.php?eid=00007
※3  http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20110629000033


【1Fカフェからのお知らせ】

気がつくともう12月も終わりが近づき、すっかり冬が来ましたね。そんな寒い季節におすすめのメニューがさつま芋のポタージュスープ。野菜市でも販売しているさつま芋を使っています。水本さんの作るさつま芋は味が濃いので、さつま芋と塩と牛乳だけというシンプルな味つけでも濃厚で優しい甘みがあります。丁寧に手をかけて野菜を作っている水本さんを思いながら、温かいポタージュを食べるとほくほくした気持ちになります。

 

 

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Monthly Social Kitchen Vol.13 (2011.11)

2012.05.18

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【特集】

市民による「日本再建支援国際会議」開催中!

◆「日本再建支援国際会議」って?

Social Kitchenの運営を行うhanareでは、「日本再建支援国際会議」というプロジェクトを実施しています。3月11日に起こった自然災害と、現在も進行中の福島の原発事故を受け、今後の日本をどうしていきたいのか、市民の側から考えたり、議論する場が必要だと感じ、生まれた企画です。
震災後の復興過程や、原発問題への対応、エネルギー政策について、日本の社会には、根本的におかしいことがまかり通っている気がします。これまで「ないこと」にしていたことがどんどん明らかになってきていますが、この機会に“あえて見ない”“あえて考えない”という、今までの態度を変えていけたらと思っています。
これまで、こういう名前のついた大きな国際会議はアフガニスタン、イラク、ハイチのような、内戦や自然災害で傷ついた国を巡って開催されてきました。しかし、そういう大規模な会議はいつも、大きな力を持った政治や経済的利害のために実施されたものが大部分で、被災地域で大企業の市場をどのように作り出すかが議論の主題でした。このようなことを考えると、市民の側から、意思決定の場を積極的に作り出していくことが大事だと考えています。
「日本再建支援国際会議」では、大きな会議名を揚げながらも、実際には少人数の参加者が食事をしながら、今考えたいテーマについて話し合います。前述したように、大規模な国際会議では小さな意見や静かな声は、いつも掻き消されてしまうので、こうした小さな場を設定することで、そういう意見や声を聞きたいと思っています。この食事会で日本再建のためのアイデアを話し合い、その模様を中継・録画し、ウェブサイトにアーカイブしていく予定です。

◆何のため、誰のための会議?

日本に住む私たちは、個人として公的な場所で社会の状況について意見を表明したり、怒りや悲しみをちゃんと伝える練習をしてこなかったのではないか? という反省があります。特に弱い立場にいる人が、発言しにくい雰囲気を作ってきたのではないかと思います。可能な限り、名前や顔を明らかにして、個人の経験や状況認識を声にして発言することを、この会議を通してやってみたいと思っています。
また、これだけの大きなことが起ってしまった今、多くの人が「これまで考えなかったこと」を考えているのではないかと思っています。その言葉や記憶をちゃんと記録しておきたい、というのも、目的のひとつです。そして何年後かに見直した時に、この会議を通じて表明された意見/怒り/希望が、どういうアクションとして具現化できているのかを計る指針にもなったらいいなと思っています。
11月はオーストラリアのパースで、この会議を開いています。現地の移民やマイノリティの人たちの会話から、日本の危機に対する提案や助けが得られるのではないかと思っています。国内外問わず、さまざまな「小さな」声を継続的に聞き取ることで、これからの日本を考える「大きな」ヒントが生まれることを期待しています。

◎「芸術と社会運動について」釜山(韓国) 2011年9月
◎「日本のデモクラシーについて」Social Kitchen(京都) 2011年10月
◎「避難について」Social Kitchen(京都) 2011年11月
◎「移民と国家再建について」パース現代美術センター(オーストラリア) 2011年11月
◎「エネルギー政策について」パース現代美術センター(オーストラリア) 2011年11月
◎「社会的、文化的な【むだ】について」パース現代美術センター(オーストラリア) 2011年11月

ビデオは下記ウェブサイトに順次アップしていきます。ぜひご覧ください!
http://www.japanreconstruction.org/
※現在英語表記のみになっていますが、日本語ページも近日中にアップします。



【1Fカフェからのお知らせ】

最近、コンポストを使って生ごみを堆肥化する試みを始めました。大事に作られた野菜や肉など、余す所なく食べたいので皮や根っこもスープの出汁に使ったり、ペースト状にしてポタージュスープにしたり大根の葉っぱもお味噌汁や混ぜご飯にしたりしていますが、それでもやっぱり捨てる部分は出てしまいます。現在の日本ではだいたい25~30%の食べ物が毎日棄てられていると言われており、25%で考えても3,125万人分の食料になります。わたしたちが出来る事はほんのささいなことかもしれませんが、生ごみが畑のごはんになってまた美味しい野菜が出来ると嬉しいな、という楽しい気持ちで続けたいと思います。現在、この堆肥はベランダの菜園と岩倉でお借りしている畑で使っています。「循環してる」って気持ちいいです。

 

 

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