Top > Media > [すこしずつ、自給していくことで見えてくる] ベビーバスde田んぼ

Media

すこしずつ、自給していくことで見えてくる

吉村 美智子/ Michiko Yoshimura

1981年、京都市生まれ。2009年一児の母となり、子育ての過程で「食」の重要性を再確認しその「食」を支える「農」に関心を持つ。2010年より「畑レクチャー」を企画・開催し、様々なスタイルに合わせた自給的な生活の提案を行っている。現在Social Kitchen農関係担当。私生活では陶芸家としてもぼちぼちやってます。

[すこしずつ、自給していくことで見えてくる] ベビーバスde田んぼ

2012.07.04

京都も皆が憂鬱な梅雨らしい季節となりました。今年の梅雨は雨が少ないのかな?とか、梅雨の晴れ間が続くともう少し雨がほしいとか、お天気に対して色々と注文を付けるようになったのはもちろん畑を始めてからです。
6月初旬、どこも田植えが始まり一斉に田んぼに水が張られます。水鏡に移る景色がどこまでもどこまでも続く様が、畑とは違う田んぼの魅力の一つです。私たちは毎年この時期になると「田んぼがしたいねー」と言いはじめます。自給にはお米が欠かせないことと、調味料などを自分たちで作ることに興味を持ち始めた私たちにとってお米は本当に大事なものだと感じ始めているからです。畑をするにも藁やモミが必要なときそれが自分たちでまかなえたら...と、想像するだけで嬉しくなってしまいます。ですが今年もその夢はかなわぬまま梅雨を迎えてしまいました。それでも今年はひとつ必ず挑戦しようと思っていたことが私にはありました。
それは...


ベビーバスde田んぼ!


をするということです。
私には3歳になる子供がいて、ややこの頃に使っていたベビーバスをちょうど持て余していたのです。(ベビーバスは大きなタライのようなもので、陶芸をする際に大物の作品の釉薬をかけるために使ったりもしていましたが)そのベビーバスで田んぼをしようと決めたのはちょうど去年の今頃でした。私の家の向かいに住むご婦人が、毎年モリアオガエルが卵を産みに来るようにとベビーバスに水を溜め、ついでに稲を植えておられることを知ったのです。そして遂に今年、ベビーバスde田んぼにむけてお世話になっている農家さんに少しばかりの稲の苗をいただき、そして小さく田植えを終え無事にたった18株の田んぼを管理することとなりました。そして先日私の田んぼにも小さなお客様が...!モリアオガエルかシュレーゲルアオガエルかどちらかだと思いますが、産卵の下見に来ていただいたのでしょうか?こんなものでもなんとなく田んぼと認定してもらえたようでとても満足しています。それでも来年には本当の田んぼがしたいと思う今日この頃です。


nougyo120704.jpg

TOP