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展覧会 hyslom 展覧会 「Big-one−パイプ」

「 Big-one−パイプ」
(長さ4.8m、直径1.5mの円柱に無数のバネを付けた巨大楽器彫刻)

 
hyslom_bigone.jpg
 
物を作る。三人で作る。
作る時には必ず動機と理由があり、
物が出来上がるまでの時間がある。
壊す時には必ず物が存在した時間への
配慮があるはずである。
見る時には自身と他者、物について考える。
 
[Big-one-パイプ 履歴]
① トンネルや土管で体験した出来事から想像を膨らます。
② 約10分の1で模型作成。
③ 長さ4.2mの円柱。バネごく少量生える。
  (舞台公演/AACサウンドパフォーマンス道場本公演)
④ 61cmの円柱。バネ少し生える。
  (ライブ/ばきりノす まほろば山の唄うたい リリースパーティー)
⑤ 長さ4.2mの円柱。バネ多少増える。
  (展覧会/アーツチャレンジ2013)
 
hyslom(ヒスロム)はこれまで、新しく都市開発が進む場所のように、自然と人工物が交差し、ある劇的な変化が起こりつつあるフィールドを定期的に訪れてきた。その場所で出会ってきたのは、人間の手によって刻々と形態を変えていく自然や、驚くべきスピードで作り出されていく人工物、そして開発以前からその場所と何らかの関係を持つ先人達。切り崩される山の斜面、トロッコが抜ける森、貯水池、トンネルを通すための通路、猟師、昆虫ブリーダー、発破技師との遭遇体験を自らの身体運動に転化することで、記憶/記録してきた。彼らにとってその身体運動は、遊びであり、自己に対する訓練であり、学びであり、またリサーチとしても捉えられている。
この一連の「遭遇」はビデオとして記録されることもあれば、演ずるという行為として表現されることもある。もしくは、本展示のように「あの場所」で出会ったモノから着想され、結果的に巨大楽器が出現、ということもある。よくわからない。このわからなさは、これまで遭遇してきた場所、モノ、人への丁寧な気遣いとリスペクトと、その結果として私たちが目にする作品の間にある「ギャップ」からくるのかもしれない。そしてこの「ギャップ」、もしくは飛躍は、hyslomがアーティストとして圧倒的に自由であるという事実を私たちに突きつける。
「あの場所とモノたち、そこに関わる人たち」への配慮と惜しみない愛情がhyslomの活動の根幹にあることを踏まえたうえで、どこまでも自由な表現の結果として、私たちの目の前に立ち現れるhyslomの作品を見てほしい。
(須川咲子)
 
 
hyslom ヒスロム
2009年からhyslom/ヒスロム(加藤至・星野文紀・吉田祐)は山から都市に移り変わる場所を定期的に探険している。この場所の変化を自分たちが身体で実感する事に一番重点に置き、その時々の遊びや物語りの撮影を行う。ここでの記録資料を作るにあたり、映像、写真の他に出会った人々を演じることや、日記、スケッチの作成、立体物の制作やパフォーマンスなど様々な方法を試みている。
hyslomはこれまでAustralian Centre for Contemporary Art (ACCA)、京都精華大学等で、展示やパフォーマンスを行っている。2012年第6回AACサウンドパフォーマンス道場で優秀賞を受賞。
【公式サイト】 http://hyslom.com/ 
【ビデオエッセイ】 http://hanareproject.net/media/
 
「OYE !(オイッ)」
Social Kitchenでは2012年10月から「One Year of Exploration」、略して「OYE !(オイッ)」を始動させます。(詳細はこちら
OYE! (2012-2013) はhyslom(ヒスロム)です。hyslomは2012年10月からの1年間、「◯◯さんへ覚え書き」 というプロジェクトタイトルのもと、Social Kitchenで展覧会、上映会、パフォーマンスを実施していきます。見に来ないとわからない、でも見に来たらもっとよくわからない。見に来てください。
 

photo
Hyslom「Big one -パイプ- / Documentation of Hysteresis」
第6回AACサウンドパフォーマンス道場本公演
提供:愛知芸術文化センター
撮影:加藤光

 

  • 講師:
  • 日程:2013年3月14日(木)~3月24日(日)※18(月)、19(火)は休み
  • 時間:12:00~20:00
  • 料金:
  • 企画:hanare 企画協力:遠藤水城(インディペンデントキュレーター)
  • 問合せ:info(at)hanareproject.net

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