- 講師:
- 日程:2010年11月23日(火)「勤労感謝の日」
- 時間:19:00~21:00
- 料金:0円〜1000円 (収入に応じて支払ってください)
- 企画:
- 問合せ:
11月23日は「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」日だそうです。最近その「勤労」にまつわる環境があまりにも不条理だったり、気持ち悪くなっているような気がします。そんな中、ベーシックインカム(Basic Income)「誰にでも、無条件に現金を給付し所得を保障する(えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!)」という考えかたに注目が集まっています。悪化し続ける労働環境と、そこに対応できない社会福祉制度の突破口として期待され、いろんな議論がなされてるようです。
今回は、小沢修司さん(京都府立大学教授)、坂倉昇平さん(NPO POSSE)と、ベーシックインカムが議論されている背景とその歴史、日本での実現可能性等を一緒に考えつつ、今後①蜂の巣的な助け合いネットワークを構築する②現在の税金、労働、社会福祉関連政策に影響を及ぼす方法を考える③現実社会から飛躍する、工夫と面白さに溢れたアクションに繋げるための始めの一歩になればと考えています。
Social Kitchen on Labor
Social Kitchenを運営する主に女30代、貧困ぎりぎりの生活が続いています。自分たちの差し迫った状況もありますが、これまで税金、労働法、社会福祉関連政策を当事者性として考え、行動してこなかったという反省もあります。この辺りを出発点に、今後Social Kitchenでは「労働」をテーマにした複合的プロジェクトを実施していきたいと思ってます。
★お金に困っていない人ももちろん歓迎ですが、失業している人、パート&アルバイトの人、派遣労働者、有期雇用労働者の人たちの参加を待ってます!
★スペシャルゲスト!レクチャー会場では、(人気!)ヘアスタイリストが待機しています。ちょっとすっきりしたいとか、この機会にアクセントを!という方の希望に応えます。希望する人が多い場合は、時間が短くなります。
小沢修司(おざわしゅうじ):1952年生まれ。京都府立大学公共政策学部教授。日本におけるベーシックインカム論の第一人者として、雑誌や講演会で精力的な発言を続ける。主著に『福祉社会と社会保障改革--ベーシック・インカム構想の新地平』(高菅出版、2002)などがある。雑誌『POSSE』8号にも「BIと社会サービス充実の戦略を」を寄稿。
坂倉昇平(さかくらしょうへい):1983年生まれ。NPO法人POSSE理事。20〜30代の若者がつくる雇用問題の論争誌『POSSE』の編集長。ベーシックインカムを特集し、自身も積極的に執筆・発言した同誌8号(2010年9月発売)は、朝日新聞「論壇時評」で批評家・東浩紀により大々的に紹介され、注目を集める。
■企画:NPO POSSE, hanare
■申し込み方法:予約不要。直接会場にお越しください。
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