- 講師:hitoshi ramone
- 日程:2010年2月8日
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「子育てを面白くするために vol.1」ディスカッションレポート by hitoshi ramone
ママサークルでわいわい牛乳パック工作するのもいい。美味しいスイーツの店を紹介しあうのもいい。ママ友と呼ばれるコミュニティーに参加するのもいい。でも、現代版公民館「hanare」が色々な意味でのパンクな子育てに参加するにはどうすればいいのか?との思いから始まったこの「子育てを面白くするための(略してこもろ)」ディスカッション。子を持たない人を否定するのではなく、全ての人を対象に子育てについて話し合う「真剣子育てしゃべり場」。
第1回目の今回は男女22人(うち子どもを持つ人8人)から集まったアンケートの結果を基に、参加者それぞれの考えとアンケートに対する思いをディスカッションしました(子ども代表として0歳児2名参加!)。そしてはるばる東京からのツワモノも。39。
ディスカッションは21時からスタート。参加者は17人。うち子供を持つ家庭は3家族。平日の夜なので、子供を育てている人には参加しにくい時間だったのかも。なので、子どもを持たない人中心に話は進みました。2人のお子ちゃまがいたため、小さな猛獣は「ギャー。ワー。ダッダ」。掌中の珠は「スヤスヤ」。和やかな雰囲気がhanareを包んでいました。
~ディスカッションの簡単なまとめ~
旧日本的な「結婚」→「出産」という流れの崩壊。生き方が多様な現在についていけない日本社会(育児休"業"、産後休暇の整備や、仕事復帰への社会的なケア、理解の欠如。同性愛者の結婚。形だけだが縛りのきついママ友。)や産まないで子どもを育てる方法(養子やら)のなさが指摘されました。
各国の法整備が進む中、自分がまだ子どものときは親の世代が革新的でない、封建的だと思い、自分が社会を担う時には大きく変わる(または変える)だろうと思っていたのに、実は自分らの世代は保守的になっているらしい。とても意外。バブルの不景気があって、社会的な不安がそれぞれのパンクな心を冷やしてしまったのか?
hanareには色々な人がいて、それぞれに自己主張するので面白い。これからシリーズとしてやっていくディスカッションのテーマ「子育てを面白くするために」には「hanareの激情」が必要不可欠!進め方は支離滅裂。でも、起承転々転々転々結。そして、2人の子どもを通してのhanare的子育ての模索などやりたいことは山積みです。
個人的にはもっと堂々と「子育てめんどくさそー」って人がいてもいいのにと思った。子どもを育てている人向けの「子育てを楽しむ方法は?」という質問には"サポート"との意見が多かった。サポートで"楽"になるけど、"楽しく"なるのかは謎。この質問は全員に聞いた方が"面白くする"と言う意味でのとっぴな意見が聞けたかも知れない。
自分の子にとってhanareが第二の家、文字通りのhanareとなること。小さな"楽しみ"です。
アンケートは内容を少しずつ変え、より広く意見を集めやすい方法をとって継続します。これを見て「まだアンケート答えてないわー」という方はinfo(at)hanareproject.netまでご連絡ください。次回は今回の反省(来れる人が限られていた)を踏まえて「2010/4/4(日) 昼から」行います。色々な人welcome。子どもを持っている方は子連れで。ギャーキャーなる中で子育てについてディスカッションしまション。
次回"嘘"予告 vol.1
「スモッグの代わりに革ジャン(鋲つき)、ズックはコンバース(またはラバーソール)、黄帽子なんかおっ立てた髪でかぶれねぇよ」ってなパンクな子育てをすべく、大の大人がロックンロールハイスクール設立に向けた次回のディスカッション。その中で始まった吉村家の「究極の子育て」 と原家の「至高の子育て」バトル。親の対決を尻目に0歳児の恋は成就するのか!?
hitoshi ramone
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