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北白川シネマサロン vol.7

秋が深まり寒くなってくると、なんとなく切なくてもの悲しい気分になってしまうものですが、今回はそんな気分を吹っ飛ばす、とにかく明るく楽しくハッピーな映画を選んでもらいました。みなさんぜひ遊びに来てください。


「娯楽を楽しむ」
 
テレビで漫才やコントを見る時、私がどうしても気になり目をやってしまうのは壇上の人間の表情です。どんなに面白いネタで会場や客席が沸いても、互いが互いの顔や目を合わせないようにパフォーマンスしてたり、かけあいのタイミングがうまくいってないようだったら、「この2人仲悪いのかな?」とか「楽しんで漫才してるのかな?」などと心配になった挙句、なんだか急激に冷めてどうでもよくなってしまうことがあります。観客なんだから、黙って受身でいたらいいものを、どうもそういうことができないのは自分の良くないクセだなあと思っています。
 
「何も考えんと笑えて 幸せな気分になる映画が見たいなあ」
今回は上記のようなリクエストを頂いてのチョイス!というわけで、"娯楽を楽しむ"なぞと勝手にテーマなんぞを設けて、良質なエンターテイメントを1つ紹介させて頂きます。
 
娯楽、エンターテイメントは、人を"楽しませる"という意のジャンルです。
良いエンターテイメントの条件として、いっぺんにどれだけ大勢の人が楽しめるか、という見方を一つ判断の基準にするのは、とても重要なことのように思います。
 
今回私が選んだ作品は、約70年前に作られた白黒のトーキーです。いんちきな医者、せこい詐欺師、陽気な騎手が、金儲けを目論み、競馬場、そしてそこに隣接する療養所で大暴れする痛快コメディです。
本作品には、良質のエンターテイメントとして、他より抜きん出ている秀点が3つあります。
1つは、"人を楽しませる"娯楽という概念の定義を明確にし、一貫している点。作品ではお笑いという枠だけではなく、踊り、歌など、様々な娯楽と呼べる分野の中から更に様々な趣向のものを沢山盛り込んでいます。
更にもう1つは、役者一人ひとりが素晴らしい技術を持っていて、画中でそれらが最高の状態で発揮されているという点です。一歩間違えれば命を落としてしまうような体を張ったコントや、思わず見惚れてしまうような素晴らしいお家芸が沢山収められています。そして最後に3点目、本作品でのいわゆる、あはは、うふふは"目的"であり、"手段"、つまり、過去であると同時に未来、そして希望を意味するものである点です。
それってつまりどういうこと?なんつって。うーん、これ以上私の口からは・・。
 
本作品は世界中の著名な芸術家やコメディアン、映画関係者に愛され、オマージュを繰り返し施されてきた作品ですが、最近ではコメディアンの、江頭2時50分さんが、某雑誌で本作品(シリーズ)を一番好きな映画として、そして自身のお笑いの参考書であり、目指すところであると紹介していました。本作品を見終えた後には、娯楽の解釈が、そして江頭2時50分さんの印象が、がらりと変わるかもしれませんよ。
ではでは。皆様こぞってぜひおこしくださいませ。 
 
夏井梢



[日時/Date &Time] 2008.10.25 (土) 21:00-
[料金/Admission ] Free
[問い合わせ/ Contact] email:info@kitsoune.com
phone:075-723-8768
[場所/Location] Kitsoune (hair salon x etc... )
[行き方/Access] 白川御影通上がる東側ホライズンビル2F(B1/STUDIO RAG)
It's located on 2F of Horizen Buid. on the west side of Shirakawadori, little bit north of Mikagedori.

参加される方は当日Kitsouneまで、床に敷くラグマットのようなもの、クッション、飲み物他、映画鑑賞に欠かせないと思われるものを各自適当に持ってきてください。 

hanare October 16, 2008 07:15 PM

北白川シネマサロン vol.6レポート

cinema_06.jpg「ダメ男」シリーズ最終回は、この映画。超有名なロードムービーだけど、私は今回初めて観ました。時々ボロロンッと流れるギターの音がすごくよかった。見終わった後もずっと頭の中で鳴ってました。かっこよすぎた。(毎回中身より音楽のことばかり言ってる)
放浪に出た男が息子に再会して、息子と一緒に妻を探しに行くというストーリーとしては割とありがちな感じなのに、こうも胸にずっしりと来るのは何でだろか。息子を迎えに行って道を挟んで一緒に帰るシーンが泣けました。ラストのテレクラ(?)も。弟夫婦もかわいそう。人間の感情や行動って単純に言葉で説明できないというか、なんとも複雑ですね。。。切なすぎる!

このシリーズはこれで終わりだけど、男性陣それぞれの好みや視点が見えて、なかなか面白い企画となりました。映画って監督とか俳優とかストーリーとか、ある程度の情報を得てから見に行くのが普通だけど、こうやって何が上映されるか当日まで分からないという、100%受け身で映画を観るスタイルが個人的には気に入ってます。手前みそ。
次回は10月25日(土)です。

takahashi

hanare September 28, 2008 05:59 PM

北白川シネマサロン vol.6

次回でこのシリーズは最終回です。ぜひご参加ください。

「ダメ男が選ぶダメ男 vol.3」 

「恋はあの日で終わったの~またいつもの一人ぼっち。せぷてんばぁ 9月は胸に来ますね♪」。そう、世に生息するダメ男たちにとって、9月は少し心寒くなる季節。虫の鳴き声でさえもどういう訳か心に染みて、切ない気持ちになる。

 さて、今月はダメ男シリーズ最終回だ。今回の主人公は妻子と別れた一人の男。男はその悲しみを埋めるべく、あるいは自分自身に対する遣る瀬無さから、全てを捨ててアメリカの乾いた荒野を歩き続ける。行く当てもなく、一人ぼっちで。そんなダメな男が息子と妻と再会し、大事なものを取り戻すという映画。

 家族や子供を失うという点ではダメ男には違いないが、DVとか浮気性の類ではない。この映画はそういう表面的な「いかにも」なダメさではなく、もっと内面的なダメさを淡々と描いている。一言で言うと「へたれ」。自分でもどうすることも出来ない弱さ。僕もその一人だ。だからという訳でもないが、男がとった(一見非現実的な)行動に共感できる。思うに、荒野を彷徨う男の姿は心象風景と重なる。例えば、失恋後の悲しみ傷ついた心の中で、自分の内なる「男」が歩き続けるように。そんな時、映像と音楽とともにじわじわと浮かんでくる。

 最近も浮かんできた。蒼井優。ドラマでの共演がきっかけだそうだ。ドラマ主題歌を歌ったCKBのベスト盤。「タイガー&ドラゴン」の次に「せぷてんばぁ」が流れる。どうでもいいですか、はい。秋の夜長、去りゆく夏を惜しみながら、しっとりと映画鑑賞といきませう。


ダメ騎士


[日時/Date &Time] 2008.9.27 (土) 21:00-
[料金/Admission ] Free
[問い合わせ/ Contact] email:info@kitsoune.com
phone:075-723-8768
[場所/Location] Kitsoune (hair salon x etc... )
[行き方/Access] 白川御影通上がる東側ホライズンビル2F(B1/STUDIO RAG)
It's located on 2F of Horizen Buid. on the west side of Shirakawadori, little bit north of Mikagedori.

参加される方は当日Kitsouneまで、床に敷くラグマットのようなもの、クッション、飲み物他、映画鑑賞に欠かせないと思われるものを各自適当に持ってきてください。

(おまけ)
ダメなだけで終わったらあまりにも切ないので、今回のオマケの一本は「女性が選んだダメイイ男」映画を上映します。題して「愛はダメ男を救う」。お時間の許す方はこちらもぜひ。 

hanare September 11, 2008 10:34 PM

北白川シネマサロン vol.5レポート

cinema_05.jpg

ダメ男が選ぶダメ男、第2回目は「ハイ・フィデリティ」でした。おまけにもう一本「グッバイレーニン」も上映。もうだんだん言うのもイヤになってきたけど、今回も雨ふり。それでも来てくださったみなさん、本当にありがとう。

何をもってダメ男とするかは人それぞれだけど、今回の主人公は女性の立場からすれば、ものすごくうっとおしい男であることだけは間違いありません。でもいい映画だったなぁ。こういうウジウジしたのが人間らしくて大好きです。
それと主人公がマニアックなレコード屋の店長という設定だけあって、サントラがすごーく良かった。ステレオラブをすごく久しぶりに聞いて、昔彼らにサインをもらったことを思い出す。←ちょっと自慢。

次回は9月27日です。ダメ男ラストの3回目。さてどんな男が登場するやら。。。楽しみです。


takahashi

hanare August 24, 2008 09:31 PM

北白川シネマサロン vol.5

早いものでこのイベントももう五回目。次回は8月23日(土)です。
いつものように何が上映されるかは当日のお楽しみ。乞うご期待!


「ダメ男が選ぶダメ男 vol.2」

僕がこの映画を初めて見たのは、もうずいぶん前で、失恋直後だったように思う。それから今に至るまでに何回見たのか?

僕の場合、仕事や恋愛に失敗し精神的に疲れると「励まし」ではなく「共感」を求める。それは音楽であり、映画であり、本であり、又は人の言葉である。人によって様々だとは思うが僕はそうなのだ。前に心理学者の先生の本を読んだら「男性はプライドの生き物で、女性は共感の生き物だ」と書いてあったが、それでいくと僕はかなり女性よりなのでは?と思う事もある。

今回「ダメ男が選ぶダメ男 vol.2」、主人公は30代、独身、レコード屋の店長。ある程度の収入と同棲中の彼女あり。自分の生活には程々に満足しており、日々をなんとなく過ごすありきたりな男。そして、漠然とではあるが結婚も考えていた。そんなある日、突然、彼女が理由も言わないで家を出て行ってしまう。なんで?俺何かした?と考えた結果「もしかして、自分には恋人として何か欠点があるのかも?」その時、過去の辛かった失恋の元彼女達に自分がどんな男だったのかを聞いていく事を思いつく。さてその結果、何かが見えてくるのか?


この映画はダメ男の事も然る事ながら、知的な女性についても上手く描いているように思います。

女の人は男が、ごく当たり前に過ごす生活を日々冷静な目でチェックしています。その事を男は気づかない。そして気づいた時には、もう遅いって事ありますよね。そうなると、もう何を言っても彼女には届きませんし、もうすでに次を見ていたって事もあるしね。本当に
男はダメですね、昔ある人が「男は女からしか学ぶ事がない」って言ってました。でも本当にそうなのかもしれません。だから失恋に何か答えを求めるというのは、しごくまっとうな考え方なのかもしれません。


たかが失恋で悩んでいるダメ男、君達には一言で言うところの「愛着」がある。その言葉の中には「甘酸っぱさ、なさけなさ、プライド、許し」等、ダメ男を作るために必要な成分がたくさん入っている。そして、ごくまれに、そこに魅了され間違って近寄って来てくれるおバカなレディがいるから安心して突っ走って欲しい。

捨てたもんじゃないのだ。


takeuchi


[日時/Date &Time] 2008.8.23 (土) 21:00-
[料金/Admission ] Free
[問い合わせ/ Contact] email:info@kitsoune.com
phone:075-723-8768
[場所/Location] Kitsoune (hair salon x etc... )
[行き方/Access] 白川御影通上がる東側ホライズンビル2F(B1/STUDIO RAG)
It's located on 2F of Horizen Buid. on the west side of Shirakawadori, little bit north of Mikagedori.

参加される方は当日Kitsouneまで、床に敷くラグマットのようなもの、クッション、飲み物他、映画鑑賞に欠かせないと思われるものを各自適当に持ってきてください。 

hanare August 12, 2008 06:14 PM

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