お久しぶりのブログ更新です!
Social Kitchenのニュースレター「Social Kitchen News」が久々に発行されました。
2年前からレンタルカフェとして稼働している1Fカフェですが、現在は6店舗が曜日替わりで営業し、とってもにぎやかになっています。このニュースレターではそれぞれのお店の特徴や店主のこだわり、オススメメニューについて、わかりやすくまとめています。ぜひ手に取ってご覧いただき、ふだんのランチやディナーにご利用ください!
こちらからPDFのダウンロードもできます☆
PDFダウンロード SKnews.pdf
前々からお伝えしている経理チームの確定申告班により、決算第一弾がめでたく終了しました!!!パチパチパチ。。
第一弾というのは、NPOには2つの決算作業があって、ひとつはこの法人税や市民税、府民税などを申告するための書類づくり。もうひとつはNPOを管轄する京都市に提出するための書類づくりとがあります。
去年までこの作業を全部内部でやっていたのすが、特に税金の書類の方は、見慣れぬ言葉のオンパレードで、それはそれは大変な作業でした。ほとんどの場合、きちんと簿記や税務の勉強をした人が書き込む書類なのでそりゃあ素人がやったら大変で当たり前ですよね。。
NPOって他の法人に比べて作るのが簡単だってよく言われています。確かに法人を設立するのはそこまでの労力はかかりませんでしたが、やってみて分かったのは、法人を立ち上げるとそれが例えNPOであれ、ものすごい量の事務作業が発生するということ。法人という社会的信用を得る対価としてそれは至極もっともなことだと思うのですが、私たちのような小規模で資金にも乏しいNPOにとっては、時間的にも心的にもかなりの負担なのは事実です。
今回そういった事務作業の一部を引き受けてくれる方が見つかり、本当に本当に感謝しています。経理チームのことをかなりしつこくブログで紹介しているのも、このチームの結成が私たちにとってどれだけ大きな希望の光になっているかというのを伝えたいからです!またときどきNPOを作りたいとソーシャル・キッチンに相談に来られる方がいるのですが、そういう方たちの参考になるように、わたしたちの経験をオープンにしていけたらなぁとも思っています。
とにかく、いろんな人がソーシャル・キッチンの活動に期待を持って、応援、サポートしてくれているんだってことを肝に銘じて、日々の活動を丁寧におこなっていきたいと思っています。
Iさん、Tさん、ありがとう!
高橋由布子
こんにちは。デザイン担当の高橋です。
今日はプロジェクト「Survival」の一環で年明けに新しく誕生した、「経理チーム」のミーティングをおこないました。
自分がこの業務に携わってはじめて知ったのですが、法人の経理業務はやらねばいけないことがものすごくたくさんあります。それに私は元々お金を扱う仕事が苦手だったので、経理はかなりストレスフルな業務でした。日々の記帳はまだよいとして、年に1度訪れる年末調整や確定申告、決算などは、もう書類が手元に届くだけで憂鬱な気分になっていたものです。。
独学で経理をやりながら、本業のデザインをやって、広報/事務もやって、ウェイトレスもやって…と何足ものワラジを履いて必死にがんばってきましたが、ソーシャルキッチンの経営危機によるストレスと不安でヒステリックになっていたとき、「もういやだ! 私は経理の仕事なんてやりたくない!! 誰か助けてくれ!」という心の叫びをメンバーにぶちまげました(笑)
で、そんなことがあって、よし、それなら実際そういう人が現れてくれるかどうかは分からないけど、経理の仕事をサポートしてくれる人をダメ元で募集してみよう、ということになりました。
そして募集をかけたところ、オープンミーティングvol.2に参加してくれた方がすぐに名乗りをあげてくれて、あっと言う間に経理チーム結成というミラクルなことが起こりました。そしてその後にチームに参加したいと連絡をくれた人も加わり、現在は会計事務所に勤務するIさんとTさん+前職で企業の経理事務をされてたSさん+行政勤務で簿記の知識を持っているHさん、と計4名のメンバーがいます。
ソーシャルキッチンの運営団体hanareは3月末に決算を迎えます。今日は決算業務に関する打ち合わせと来年度に発生する業務の役割り分担を中心に話し合いをしました。IさんとTさんは税金関係の決算書類を、Sさんは毎月の帳簿づくりを、HさんはNPO関連の書類作成を担当してくれることになりました。みんな神様のよう。。。本当に本当に助かります。日頃私がもやもやと疑問に思っていたこともササッと解答&提案してくれるみんなを見て、プロフェッショナルのすごさを思い知りました。そしてこうやって集まってくれたこと自体に大大大感謝です。ありがとう!
私の方は、今まで経理業務に使っていた時間をソーシャルキッチンの経済危機脱出&もっとステキな場所にするための時間に充てていきたいと思っています。
高橋由布子
ただいま3階オフィスにて、Social Kitchenの新聞をリニューアル制作中です。
2年前この場所をオープンするにあたっての不安要素は、ずばりご近所とのお付き合いでした。Social Kitchenのある地域はとても静かな住宅地。相国寺に面したとてものんびりした地域で、まわりにお店はほとんどなく、昔からずっとここに住んでいる高齢の方がたくさんおられます。そんな場所に突然「21世紀の公民館」を名乗った得体のしれないスペースができ、イベントやら何やらでいろんな人が訪れるようになったらきっとご近所さんに驚かれるに違いない。自分たちがどういう目的でこの場所をオープンし、ふだん何をやっていているのか、きちんと地域の人にも理解してもらえたらなという思いで毎月1回、新聞を発行し、約1,000世帯にスタッフでポスティングすることをはじめました。
記事の作成やデザインはもちろん、自分たちで輪転機を回し、暑い日も寒い日も毎月約1時間半かけて近所のポストに新聞を投函してきました。その効果は自分たちの予想以上に大きく、この新聞をきっかけに近所の方との交流がじわじわと生まれてきました。近くに住むおばあさんがこの新聞を握りしめて、Social Kitchenで町内会の集まりをしたいと言いに来てくれたときは本当にうれしかった! 今では周辺の3つの町内がSocial Kitchenを町内会の会議場所として使ってくれたり、近所のお母さんがワークショップを開いてくれたり、子どもがお小遣いを握りしめてクッキーを買いにきてくれたり、といろんな世代のご近所さんが利用してくれるようになりました。
そんな地域新聞ですが、Social Kitchenオープン2周年を機に、もっと中身のある読み物になるように、またもっといろんな人に読んでもらえるようなものを目指して、紙面を大きくしてデザインもリニューアルします。毎月発行から隔月発行に変わりますが、近所へのポスティングはもちろん継続しつつ、その他いろんなところにも設置していけたらいいなと思っています。
来週には完成予定。どうぞお楽しみに☆
高橋由布子
カフェに設置していた募金箱から、特定非営利活動法人アムダへ13,203円の寄付をしてきました。ご協力いただいたみなさま、どうもありがとうございました!
早いものでもう梅雨に入り、一年の半分が過ぎてしまいましたね。雨降りはうっとうしいけど、春が終わるということは野菜の季節がいよいよ到来、ということです。明日の野菜市あたりからは、ポツポツと夏らしい野菜やジャガイモ、タマネギなどの便利野菜が登場するもようで、とても楽しみです。
ソーシャル・キッチンを運営するようになって、特に野菜市を始めてからというもの、季節の移り変わりを野菜で知るというようになりました。スーパーに並んでいる野菜は、南は沖縄から北は北海道まで、全国各地の野菜が並ぶので、夏野菜にしても冬野菜にしても、店頭に「旬の野菜」として並ぶ期間に大きな幅があります。でもソーシャル・キッチンでは滋賀県や京都の大原など、近郊農家の野菜を中心に使っているので、一部の野菜をのぞいては「旬」の期間がとても短い。だからこそ季節の移り変わりにものすごく敏感になるし、野菜にたいしてものすごくありがたみを感じます。そして採れたての旬の味とはこんなにも濃くて美味しいのかと、とても幸せな気分になります。
というわけで、これから徐々に野菜の種類が豊富になってにぎやかになる予定の野菜市。お近くの人もそうでない人も、ぜひ京都や滋賀県の旬を知りに、またそのおいしい味を確かめに、どうぞ足をお運びください!
6月は明日10日(日)と24(日)の朝9時から開催です〜。
できるだけエコバッグを持参くださいね!
去年の秋頃からせっせと作成していたパンフレットがようやくできあがりました。題して「1 Cafe × 1 Farmer」。Social Kitchenのカフェと滋賀県椋川の農家水本さんとの共同プロジェクトについて紹介しています。隔週で開いている椋川の有機野菜市をなんで始めようと思ったか、私たちが日々どういう思いでカフェを運営しているのか、ということが分かってもらえると思います。
なんて偉そうなことを言っても、まだまだこれらの取り組みは発展途上です。理想は高くあっても、自分たちのキャパ不足やいろんな社会的要因によってできてないこともたくさんあります。でも、同じような思いを持つ飲食店や、こういう取り組みを応援してくれる人が増えれば、ちょっとずついろんなことが改善されるんじゃないか、そうなればいいな、という思いでスタッフ総動員でこの冊子を作りました。店内に無料で設置していますので、ぜひ手に取ってもらえればと思います。
メディアに飛び交う「エコ」とか「ロハス(もう死語!?)」とかいったイメージのもっと奥に広がる世界、根本的な社会問題にきちんと目を向けて、こういった生活や取り組みが「スタイル」としてではない形で日本に定着したらいいのにな。。なんて思います。そのためには自分たちがもっとできることを増やさないといけませんが。がんばります。
ワーキング・グループ「震災/原発」による展覧会「京都市長選挙」が、いよいよ明日から始まります。
ワーキング・グループ「震災/原発」と言っているのに「何で京都市長選挙?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも3.11に起こった震災被害への支援、福島で今も続く原発事故などについて考えれば考えるほど、何でこういうことが起こる社会になってしまったのかとか、普通の市民が世の中を少しでもましな方に動かすことはできるのかとか、政治や市民活動といったものに対する根本的な問いが湧いてきます。
この展覧会はそんな問いに対するアクションのひとつです。すばらしいメンバーたちの何回にもおよぶ熱い議論を経てできあがりました。京都市で選挙権を持っている人はもちろん、そうでない人にもぜひたくさんの人に見に来てもらえればと思います。
GRL KYOTO MAGAZINEがついに出ました。ソーシャル・キッチン1階のカフェでも販売しています。読み応えたっぷりなので、ぜひ手にとって見てください! (info(at)grlkyoto.netにご連絡いただければお取り寄せもできます〜。)
GRL KYOTO MAGAZINE 〜今日のハッキング〜
「いつのまにかそうなってしまっている」社会の厚かましさに標的を絞り、その仮面を楽しくはぎ取り、そのやり方を多くの人に広めること。そんな「ハッキング」が色々と語られているこのマガジンは、環境の隅々にこびりつく厚かましさの成長に待ったをかけ、その芽を摘み取ろうとする全ての人のためのものです。
【コンテンツ】
遠藤水城と加藤至の対談/2008年ベネチア建築ビエンナーレキュレーターエミリアーノ・ガンドルフィへのインタビュー/廣瀬純による書き下ろし/バッチグーサイクルタクヤ入魂のコラム&インタビュー/メリー・テイラーによる都市コミュニケーション論/and more!!
http://grlkyotomagazine.tumblr.com/
○発行団体:GRL KYOTO
○発行年月:2011年3月
○判型:B5
○ページ数:50
○価格:1000円
先週、ケータリングでとある大学に出張してきました。その模様です。
SKのスタッフが考える京都府議選/市議選の焦点を記しておきます。
お金がなくても、日本人じゃなくても、身体的に元気じゃなくても、まあまあ気持ちよく暮らせて、美味しいご飯が食べられる社会、すぐに役立たないような研究や表現が存在する隙間のある社会を信じている人を選びたい。「これまで通りの」経済政策/エネルギー政策/社会政策/を大きく転換できる人がいいです。
社会を変えるためには、選挙だけが方法ではないけど、選挙も大事。初めての人も是非に。
◎京都に移住して来た地震被災者と原発被害者の生活サポートを推進する人
◎原子力エネルギーから脱して(京都を含む関西県の人は福井県の原発銀座に大きく依存)、自然エネルギーの割合を増やしたいと思っている人
◎京都会館を含む、岡崎公園周辺の再開発にストップ!と思っている人
◎低所得者の国民健康保険料を値下を訴えている人
◎空き缶回収禁止条をひっくり返したいと思っている人
【東京の人へ】
石原さんが選ばれたら東京の人もショックやろうけど、京都民もショックです。石原さんだけは勘弁。頑張ってください〜。
石原さん暴言集その1
石原さん暴言集その2
本日NPO法人アムダへの送金を完了しました。ご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。今後も店頭での募金を続けたいと思います。1ヶ月ごとを目処に振り込みしていこうと思います。
脱原発を訴えるデモに参加してきました。50万人くらいは集まっていたような気がします。人が多すぎて、前に進むのもやっとの思い。子連れから若者たち、反戦老人からミュージシャン、自転車こぎながらの人も。とにかく、人、人、人の流れが途切れず。さすがリベラル京都。被災者支援も行いながら、エネルギー政策、自分たちの生活スタイルを考える人たちがこんなにいるなんて、心強い。次回は100万人規模になったらいいのになと思います(京都の人口は200万人ぐらいなので、可能やね)。スケーター、ヒップホップ、ヤンキー系、演劇関係の人、おじいちゃん&おばあちゃんの姿がもっとあれば、面白くなったのになーと思いました。あと、募金活動も一緒にできればなおよし。次のデモが企画される時には、Social Kitchenでも、プラカード&コスチューム仕込みパーティーを開催したい。「これまで通り」には戻らない/戻りたくない。これから新しい社会を作らないと今回の震災で犠牲を払った人、今も避難している人に申し訳がつかないよ、と思います。
【デモを100倍楽しむための6か条】
・ミュージシャンは多ければ多い方がいい
・パフォーマーも多ければ多い方がいい
・プラカードはトンチをきかせよう
・シュプレヒコールもリズムを意識して、
コール&リスポンススタイルは更に◎
・素敵な格好/仮装で参加
・ドキュメンテーションはしっかりね
これまでに集まった募金を、週明けにいったん特定非営利活動法人アムダに送金します。
Social Kitchen 店頭 51,180円と
その他、さるきちさん、onicafeさん、他個人で協力いただいた合計額が4,865円。
計56,045円です。
※振り込み後、改めてここでお知らせします。
なお、Social Kitchen店頭での募金箱はこのまま設置し続けます。集められるお金はたとえわずかでも、できるだけ長く続けていきたいと思います。
最近知った、以下原発関連ビデオを紹介します。
「なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・"異端"の研究者たち〜」(2008、毎日放送)
「京大原子炉実験所で仕事をしてまして、いわゆる原子力の専門家です。普通の人は、原子力をどんどん使っていくように研究しているだろうと思ってらっしゃるんですが、実はできるだけ原子力をやめることに役に立つような研究をやらしてもらってます。」(今中哲ニさん)
「原子力発電は危険で都会では建てられない。そうなってしまえば、都会が引き受けられない危険を過疎地に押し付けながら、その電気を起こすといこと自身に反対する、という選択しかありえなかった」(小出裕章さん)
ここで紹介されている研究者の人たちは、「熊取6人組」と呼ばれているとかいないとか(素敵&かっこいい!)。出世街道から外されながらも、地道に原子力の問題点について研究を続けてきた、こんな素晴らしい研究者の人たちが京大にいたなんて。これからの時代は、この人たちのように、ほんまもんの研究者/知識人の出番がやってくる。
This video is in Japanese only. It is about 7 scientists (Sounds like Seven Samurai, no?) specializing in rather negative aspects of Atomic Energy. While mainstream scientists in the field of Atomic Energy, have been advocating for increasing the number of nuclear plants across Japan, especially marginalized areas, they have never given up their research despite that their researches have been overlooked. This society needs to change, and we need ideas from these true, public intellectuals!!!
昨日開催された、京都会館再整備に関する意見交換会(http://2020kyoto.blog.fc2.com/)の映像です。
Part 1
Part 2
Part 3
Kanta Horio and contact Gonzo on Feb.5th 2011
開けましておめでとうございます。
昨年度は本当にお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願いします。
OUR dialogue #3 舞台芸術の<現在>
零塾番外編「京都ハローワーク」 by 坂口恭平
0 yen School in Kyoto: Kyoto Job Fair By Kyohei Sakaguchi
Social Kitchenで開催中の展覧会、「猫の寝方」について、企画者の中村史子さんの文章です。
ざんぐりとしてぬうぼう ―風狂の詩学―
中村史子(愛知県美術館 学芸員)
風狂の奇僧、西行が人造人間の制作を試みた逸話が『撰集抄』の中にある。深山に住む西行は人恋しさにかられ、骨を繋ぎ合わせて秘術を行い人造人間を作りあげた。しかし出来上がったのは、姿形は人に似ているものの話相手にははなはだ不十分な生き物。処分に困った西行はその人造人間を人目につかない山奥へと捨て放ったと言う。あっけらかんとしつつも、どこか底恐ろしい後味の残る話である。
木村充伯は主に、油絵具の彫刻、生の樟を素材とした木彫作品、ドローイングを制作する若手の造形作家である。最近では油絵具で描いたイメージをティッシュに写し取った一種の版画作品にも挑戦している。
油絵具彫刻を理知的に分析、解釈することは可能である。例えば、絵具それ自体で立体を形作っているという側面に注目し平面と立体の境界を批評的に問う、というように。
しかし、それは作品の魅力を随分やせ細らせてしまうだろう。むしろ、油絵具のぬらぬらとした生々しさ、危うさにこそ、作品の独自性はあるのではないか。例えば、木村は固まりきっていない油絵具に外部から力を加えて人の顔などを形作るが、その子どもじみた素朴な行為は不意に錬金術にも似た怪しさを放つ。肌色の絵の具にちょんちょんとラフにつけられた目と口。彼らはあたかも生まれたばかりの子どものようにぬらめきながら私たちを見つめ返す。ぬうぼうと揺れながら存在する彼らは、生成過程特有の生温かさを確かに感じさせる。
枝の先に直接彫られた人の顔や猫も同様である。枝の先ににょきにょきと生えている顔は非常にユーモラスではあるが、意思を持った生首のように見え不気味でもある。油絵具彫刻と同じく、何か完全態にいたる手前のエネルギーがうごめいているかのようだ。また、生木の手触りや鑿の跡をそのまま残した造形は、トーテムポールや祖霊像などを彷彿させるかもしれない。ざんぐりとした生木の触感が、円空仏のように親密さと畏怖の念を同時に起こさせる。
つまり、木村が身の回りの事物―猫、人の顔、鳥、アーモンドフィッシュ、キャットフードなど―をモチーフとした小品を多く作っているという理由で、木村を見慣れた日常の美を再発見する作家のように扱うのははなはだ不適切だ。むしろ、都会から離れた山村のアトリエでたんたんと木を彫り油絵具をつつく彼の態度は、静かな狂気を予感させる。風雅、風流ではなく風狂。風狂の人は現在もなおゴーレムを作り続ける。
もっとも、木村は厭世的なアイロニーは持ち合わせていない。普段何をしているのか、という私の質問に彼は「自分の家をつくっています」と答えた。その表情は明るい。その木村の顔自体も鏡を通してすでに外部へと写し取られ、彼を取りまく全てのものと共に分裂、溶解しつつあるのだが・・・。
木村充伯さんの展覧会「猫の寝方」、毎日近所の人から遠くの人までいろんな人に来ていただいてます。かわいいような、気味悪いような、不思議な空気感のある作品です。
Social Kitchenにとってはこれが初の美術展。2階スペースも1階のカフェも、すごくいい感じになっています。実際にぜひとも足を運んでもらいたいので、写真はあえてよく分からないのを載せてますが、ほんとにおもしろい展示になってます。
最近新しくできたパブ。やたらとウッディな作りの一室にたたずむバイトと店長。ぜひ行ってみてください。
http://hanzaiboys.web.fc2.com/top.html
GASP - Art Space Portsmouth
The Logic of Basho - Here's Looking at You Kid- Installation and Video by Josefina Posch
19 - 22 November 2010
This sculptural installation is the result of Swedish artist Josefina Posch's three month residency at Art Space Portsmouth and encompasses life-size figurative sculptures and a web based live video streaming projection. The figures are made up of body-castings taken of a multitude of persons in direct proportion to the percentage of ethnicity and age groups living in the city of Portsmouth. In addition to the installation of the sculptures there will be a live video streamed projection utilizing a custom made peer to peer broadcasting web technology within Flash 10. The projection is made up of three interchanging web cameras that are editing live footage of the sculptures to the dialog soundtrack Posch has created based upon the American Motion Pictures associations top twenty Romantic films of all times.The exhibition will be on view at GASP (Gallery Art Space Portsmouth) from Nov 19th- 25th with live streaming of the video to Hanare projects Gallery in Kyoto, Japan on the preview day. The sculptures of the "average Portsmouth" inhabitant will then be shipped to Lund, Sweden and exhibited at Gallery Pictura from Dec 9th - Jan 15th . From the exhibition in Sweden the live footage will be streamed back to Portsmouth and shown at Aspex Gallery on Dec 9th to coincide with the organizations Christmas party, thus bringing back the inhabitants of the city.
27 Brougham Road, Southsea, Hampshire PO4 4PA
Preview 6.30 - 8.30pm / Sat. & Sun. 12 - 4pm
12月から始まる展覧会「猫の寝方」/the cat's sleeping patternに向けて、スペシャルな招待状+新聞を近所に配っています。ポストカードにリボンを巻き付けて、ちょっと豪華仕様。ゆっくり、じっくり見に来てもらえる展覧会になればと思っています。展覧会の詳細はこちら。
今、まさに実施中。後数時間で美味しいパンが焼き上がることでしょう。
参加者のほとんどは近所から、という嬉しい始まりでした。「Monthly Social Kitchen」をポスティングしている効果が少しづつでて来たような気がします。
中国と日本の政府間の関係が変になってきています。そんな時期だからこそ尚更、中国の言葉を通して、中国文化を学び、中途半端な政治家や愛国主義的な人たちがのさばらないようにしたいですね。お互いに、論理的に話せる隣人として、いい関係を作っていくための準備をしませんか? この講座は、中国語を学ぶだけではなくて、中国社会、文化の深さ知るために、レッスンに参加している人たち自らが、関連レクチャーや料理レッスン等も企画できるようになったらいいなと、考えています。参加費も手軽なので、仕事帰りに、台所大学で待ってます!
チラシのダウンロードはこちら↓
chinese.pdf
今日は土曜日。ということもあり多彩な顔ぶれの人が来てくれました。
近所の中学に子供を通わす親御さんが、時間潰しに寄ってくれる。あと近所のヨガティーチャーも。いろんな人が来てくれるのが嬉しくて、頼まれてもいないのに3階までのツアーをする毎日。そのうちめんどくさくなって、「勝手に3階みてってください!」っていうことになると思う。今日は何回1階〜3階を上り下りしたかな。。。
Social Kitchenは小学生の通学路になっていて、毎日冷やかしていってくれる。しかも親御さんに「お母さん、変な場所で来てるで!」って報告をしてくれているみたいで、家族で来てくれたり、お母さんが寄ってくれたり、毎日1cmくらい近所に接近中です。そうやって話していると、地域で行われている面白い取り組みもわかってきて、なるほどねー。
毎日ばたばた走り回っています。第一弾のペンキ塗りも終了し、家具の配置も何とか決まって、1階〜3階まで、荒削りだけどいい空間ができつつあるように思います。
ここまでこぎ着けることができたのも、改修工事に参加してくれた人、家具や備品を提供してくれた人、差し入れを持って来てくれた人、いろんなアドバイスをくれたみんなのお陰です。「今週空いてる?」という恐怖のメール&電話や、お昼ご飯で釣ろうとしてすいません。ほんまにたくさんの人が関わってくれたおかげで、この場所が走り出すことができます。本当にありがとう、そんでこれからもよろしくお願いします。改修工事はまだまだこれからも続きます。。。打ち上げしないとね。
We are working day-by-day for making English site of Social Kitchen. It will be ready, hopefully in the end of Sep. Please be patient. Does anyone know someone who can translate Japanese-English?????? Translator Wanted, very badly!
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