
遅くなりましたが、プロジェクト「Survival~この社会で生き抜くために~」の一Part 3の第一弾として12月に開催したオープンミーティング「踊るように、みんなと、話がしたい」の模様を報告します。
この日はSocial Kitchen Working Groupのメンバーでもある佐藤知久さんにファシリテーター役をお願いし、【第1部:なんで「公民館」?】では、まずSKが目指す「公民館」像と、SKをどういう風に運営しているかについて、【第2部:公民館のお金】では、SKの経済状況について紹介しました。
この日集まってくれた約20名の方のほとんどが、普段いろんな形でSKを利用してくれている人でした。私たちが取り組んでいる活動から、スタッフの性格などもよーく知り尽くした上での温かい、そして厳しい意見がたくさん出ました。
SKからのプレゼンテーションついてはSurvival(http://hanareproject.net/survival/index.html)に詳しくありますので省略しますが、ここでは、参加者のみなさんからいただいたお言葉を一挙ご紹介いたします。

〈みんなの意見〉
・多様な思想信条を持った人が集まれる場所だとうたっているのに、SKが「脱原発」の態度を表明していることで、来る人を選んでしまっているのではないか。
・似たような人で集まっている印象がある。
・公民館と思って足を運んだら、ただのカフェだった。
・「公民館」という言葉に縛られすぎて、おもしろいことができていない。
・困ったときに誰もが気軽に相談しに来れるような場所になったらいいな。
・もっといろんなことを自由にできるような土台を作るためにお金をしっかり稼ぐべき。
・公民館だからといってずっとオープンしている必要はない。ずっと空けていないといけないというのは運営側の思い込みで、利用者はそこまで気にしていないのではないか。一般的なサービス業の概念にとらわれる必要はない。
・スペースを利用する際に、どういうサポートをしてくれるのかしっかり広報した方がよい。せっかく良いことをしているのに、うまく伝わっていない。
・理念にとらわれすぎて、柔軟性に欠ける。理念も大事だが、スタッフが生活費をしっかり稼ぐ方法を一番に考えるべき。
・助成金を書く人手が足りないなら、人に任せればいい。助成金を申請するワークショップを開くなどすれば、手伝ってくれる人は絶対いるはず。
・利用者の利用後の声を聞くことは大事。何でもやりっぱなしにしない。
・夜遅くまで空けていてほしい。仕事帰りに行ってもゆっくりできない。
・あれもこれもいろんなことをやりすぎ。機能のしていないプロジェクトはしっかり終わらせ、だらだら続けるべきではない。
・SKが経済活動をしている場所だと思われていない。ボランティアでやっているイメージがある。
・お金を儲けることに罪悪感を感じている節がある。
・インターンは1~2人だと教えるのに時間が取られてしまうが、たくさん募集してクラブ活動のようにインターン生同士で教え合って仕事をするような仕組みを作ってはどうか。
・普通のお店よりも付加価値をたくさんもっているのにその利点を活かせていない。
・座席の配置を変えるなどちょっとしたことでお客さんが増えたりする。
(以下はお金を稼ぐための具体案)
・メディアにもっと取り上げてもらって集客を得る。
・助成金、認定NPOなど、お金を得るために積極的に取得していくべき。
・カフェを夜だけ他の人に貸してバーをやってもらう。家賃もしくは売上の一部を得る。
・イベントには必ずドリンクチケットもしくはSKで使える金券などを付ける。わずかな金額でも、確実に収益があがる方法を考えるべき。
・スペースの利用者がカフェにもお金を落とせるような料金体系をつくる。
・賛助会員やファンクラブを募集し、会費収入を得る。
・ネットで売れる商品をつくる。フード、デザイングッズなど。
・野菜に加え、乳製品など他の食材も販売する。
以上。
ふ~。ここに全部は載せられていませんが、ほんとにグサッとくる厳しい意見(でもおっしゃる通り!)、分かっちゃいるけど手がつけられていないアイデア、自分たちだけでは考えつかなかった目からウロコなアドバイス、ただただありがとうとしか言えません、という愛にあふれたお言葉、限られた時間でしたが、ほんとにたくさんのご意見をいただきました。
現在、この日にもらったアイデアも参考にしながら、これからの運営方法について、いろいろ思案し、具体的な改善策を練っているところです。近々、オープンミーティングの第2回目を開催し、今後のSKについて、また話し合いの場が持てたらなと思っています。その告知はまた後日お知らせしますので、この日参加できなかった人もどうぞ参加してくださいね。
そして、あまりSKのことを知らないという人、SKに一度も来たことがないというような人の参加も大歓迎です。なぜなら「Survival」というプロジェクトは、SKがどう生き延びて行くかを考えことが、副題にある通り、みんながこの世でサバイブしていくためのヒントが得られることにつながると考えているからです。また、SKのような小さな場所を運営したい人や、非営利事業で日々の糧を得たいと思っている人は世の中にけっこうたくさんいると思うのですが、そういう人たちが何か得られる機会になればいいなとも思っています。
なお、当日の様子は以下のユーストで見ることができます。
http://www.ustream.tv/channel/social-kitchen#utm_campaign=t.co&utm_source=12851266&utm_medium=social
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