去年の秋頃からせっせと作成していたパンフレットがようやくできあがりました。題して「1 Cafe × 1 Farmer」。Social Kitchenのカフェと滋賀県椋川の農家水本さんとの共同プロジェクトについて紹介しています。隔週で開いている椋川の有機野菜市をなんで始めようと思ったか、私たちが日々どういう思いでカフェを運営しているのか、ということが分かってもらえると思います。
なんて偉そうなことを言っても、まだまだこれらの取り組みは発展途上です。理想は高くあっても、自分たちのキャパ不足やいろんな社会的要因によってできてないこともたくさんあります。でも、同じような思いを持つ飲食店や、こういう取り組みを応援してくれる人が増えれば、ちょっとずついろんなことが改善されるんじゃないか、そうなればいいな、という思いでスタッフ総動員でこの冊子を作りました。店内に無料で設置していますので、ぜひ手に取ってもらえればと思います。
メディアに飛び交う「エコ」とか「ロハス(もう死語!?)」とかいったイメージのもっと奥に広がる世界、根本的な社会問題にきちんと目を向けて、こういった生活や取り組みが「スタイル」としてではない形で日本に定着したらいいのにな。。なんて思います。そのためには自分たちがもっとできることを増やさないといけませんが。がんばります。
ワーキング・グループ「震災/原発」による展覧会「京都市長選挙」が、いよいよ明日から始まります。
ワーキング・グループ「震災/原発」と言っているのに「何で京都市長選挙?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも3.11に起こった震災被害への支援、福島で今も続く原発事故などについて考えれば考えるほど、何でこういうことが起こる社会になってしまったのかとか、普通の市民が世の中を少しでもましな方に動かすことはできるのかとか、政治や市民活動といったものに対する根本的な問いが湧いてきます。
この展覧会はそんな問いに対するアクションのひとつです。すばらしいメンバーたちの何回にもおよぶ熱い議論を経てできあがりました。京都市で選挙権を持っている人はもちろん、そうでない人にもぜひたくさんの人に見に来てもらえればと思います。
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