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9/1 Today's menu

2008.08.31
○ゆで鶏といちじく/フロマージュソース
○玉ねぎと押し麦のスープ
○玄米ごはん

関西と関東とではお稲荷さんの具が違うとか、一般的なおかずと思っていた煮物が実は関西だけのものだとか、今まで知らなかった西と東の食文化の違いを知って驚いた。へぇー。

来週のはなれはワークショップを行いますので
食事をされる方はご予約のうえ、20時〜21時の間にお越しください。

8/25 Today's menu

2008.08.24
○豚のチーズはさみ焼き
○キャベツの酢漬け
○かぼちゃのポタージュ
○玄米ごはん


シゲちゃんが知り合いの結婚式のために制作したアニメを観賞。今までも何度もはなれの話題にのぼっているけど、友人知人の力を借りればかなりステキな結婚パーティーが開けることを改めて確信した。料理、ヘアメイク、ドレス、写真、ビデオ、招待状、音楽、パフォーマンスに演出や企画・・・かねてからの友人・知人や、はなれを通じて出会った人たちを見渡せば各分野にかなりセンスのいいスペシャリストが揃っている。身近な才能とネットワークをいかして何かおもしろいパーティーができないかなぁと、いつかの自分のために思案中。

北白川シネマサロン vol.5レポート

2008.08.24
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ダメ男が選ぶダメ男、第2回目は「ハイ・フィデリティ」でした。おまけにもう一本「グッバイレーニン」も上映。もうだんだん言うのもイヤになってきたけど、今回も雨ふり。それでも来てくださったみなさん、本当にありがとう。

何をもってダメ男とするかは人それぞれだけど、今回の主人公は女性の立場からすれば、ものすごくうっとおしい男であることだけは間違いありません。でもいい映画だったなぁ。こういうウジウジしたのが人間らしくて大好きです。
それと主人公がマニアックなレコード屋の店長という設定だけあって、サントラがすごーく良かった。ステレオラブをすごく久しぶりに聞いて、昔彼らにサインをもらったことを思い出す。←ちょっと自慢。

次回は9月27日です。ダメ男ラストの3回目。さてどんな男が登場するやら。。。楽しみです。


takahashi

8月16日のたのしみ

2008.08.19
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お盆が過ぎると夏の終わりを感じ、少し寂しくなるのは子どもの頃から変わらないなあ。。少し涼しくなりました。

さてさて今年も16日には送り火を楽しみました。霊を天へと帰す、この行事を毎年どんな花火大会より楽しみにしています。派手さはないが、なんとも趣のある京都らしい行事。
そしていつもの左京区自慢!!マンションの屋上にてビール片手に五山を鑑賞。いやはや贅沢です。
今年は「大文字弁当」なるものをこしらえて楽しみました。

京都市内にひとりで住み始めてはや十年近く、ここの季節に寄り添う暮らしのかたちや、年中行事を自分なりに取り入れたり、当たり前のことと感じられるわたしがいます。
季節の行事にかこつけて、おいしものを作ったり、お酒を飲むことは本当に豊かで幸せな気分です。


ちなみに「大文字弁当」は大文字焼きをイメージしたお寿司です。

naho ishida


8/18 Today's menu

2008.08.19
○冷やし中華
○ピーマンの詰め物
○ジャガイモのグリル

今日はすごく沢山の人たちが来てくれて、定食もめでたく売り切れました。今日はすごく久しぶりな人たちが一気に来てくれて、みんなの近況を聞く。なかには超ビックリ&ハッピーなニュースもあり、聞いてるこっちもすごい幸せな気分になれました。本当に世間は狭すぎる。
9月の頭にイギリス人のニッキーとアナによるイベントを行う予定なので、その相談もちょっとする。こちらは詳細が決まりしだいここでお伝えします。イベントといえば今週土曜は映画ナイトですのでこちらもぜひ遊びにきてください。

2008.08.12
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下鴨神社の古本まつりに行ってきました。糺の森に一歩足を踏み入れると、市内よりもずっと涼しい空気が流れていてビックリした。糺の森はやっぱり最高のリラックス空間です。京都の良いところの一つは、こういう自然がいっぱいあって落ち着ける場所が街の中に普通に存在するということだと思う。しかも無料で。

以前大阪市内に住んでいたときに何とも言えない居心地の悪さを感じながら生活していたのだけど、その理由が自然と切り離された空間で生活していたからだということに京都に戻ってきてから気づいた。桜も紅葉もわざわざどこかに見に行かなくても生活圏内で日常的に見られるということの贅沢さも、他の地域で生活したからこそ気づくことができました。京都のほどほどに賑やかで、ほどほどに田舎なところ、そしてその両者が離れて存在しているのでなくミックスされてごちゃごちゃなところがいい。(また京都人の京都自慢と他府県批判が始まった、と誰かの声が聞こえてきそうです。)

今日は『福田繁雄のポスター』他、数冊をゲット。福田繁雄は日本のエッシャーなんて言われていますが、エッシャーが「だまし絵」だとしたら、福田さんのはどっちかというと「遊び絵」って言った方がしっくりくる気がします。前者の作品は「なんで?どうなってるの?」って疑問が先に湧いてくるけど、後者は「なんで」より先にくすっと笑みがもれる作品が多い。とにかく、今日は良い買い物ができて大満足。

takahashi

北白川シネマサロン vol.5

2008.08.12
早いものでこのイベントももう五回目。次回は8月23日(土)です。
いつものように何が上映されるかは当日のお楽しみ。乞うご期待!


「ダメ男が選ぶダメ男 vol.2」

僕がこの映画を初めて見たのは、もうずいぶん前で、失恋直後だったように思う。それから今に至るまでに何回見たのか?

僕の場合、仕事や恋愛に失敗し精神的に疲れると「励まし」ではなく「共感」を求める。それは音楽であり、映画であり、本であり、又は人の言葉である。人によって様々だとは思うが僕はそうなのだ。前に心理学者の先生の本を読んだら「男性はプライドの生き物で、女性は共感の生き物だ」と書いてあったが、それでいくと僕はかなり女性よりなのでは?と思う事もある。

今回「ダメ男が選ぶダメ男 vol.2」、主人公は30代、独身、レコード屋の店長。ある程度の収入と同棲中の彼女あり。自分の生活には程々に満足しており、日々をなんとなく過ごすありきたりな男。そして、漠然とではあるが結婚も考えていた。そんなある日、突然、彼女が理由も言わないで家を出て行ってしまう。なんで?俺何かした?と考えた結果「もしかして、自分には恋人として何か欠点があるのかも?」その時、過去の辛かった失恋の元彼女達に自分がどんな男だったのかを聞いていく事を思いつく。さてその結果、何かが見えてくるのか?


この映画はダメ男の事も然る事ながら、知的な女性についても上手く描いているように思います。

女の人は男が、ごく当たり前に過ごす生活を日々冷静な目でチェックしています。その事を男は気づかない。そして気づいた時には、もう遅いって事ありますよね。そうなると、もう何を言っても彼女には届きませんし、もうすでに次を見ていたって事もあるしね。本当に
男はダメですね、昔ある人が「男は女からしか学ぶ事がない」って言ってました。でも本当にそうなのかもしれません。だから失恋に何か答えを求めるというのは、しごくまっとうな考え方なのかもしれません。


たかが失恋で悩んでいるダメ男、君達には一言で言うところの「愛着」がある。その言葉の中には「甘酸っぱさ、なさけなさ、プライド、許し」等、ダメ男を作るために必要な成分がたくさん入っている。そして、ごくまれに、そこに魅了され間違って近寄って来てくれるおバカなレディがいるから安心して突っ走って欲しい。

捨てたもんじゃないのだ。


takeuchi


[日時/Date &Time] 2008.8.23 (土) 21:00-
[料金/Admission ] Free
[問い合わせ/ Contact] email:info@kitsoune.com
phone:075-723-8768
[場所/Location] Kitsoune (hair salon x etc... )
[行き方/Access] 白川御影通上がる東側ホライズンビル2F(B1/STUDIO RAG)
It's located on 2F of Horizen Buid. on the west side of Shirakawadori, little bit north of Mikagedori.

参加される方は当日Kitsouneまで、床に敷くラグマットのようなもの、クッション、飲み物他、映画鑑賞に欠かせないと思われるものを各自適当に持ってきてください。 

8/11 menu

2008.08.10
○ドライカレー
○ガスパチョ

来月何泊かで旅行を予定しているという話しをしたら銭湯の前でいつも闘犬をしている地域があるということをお客さんに教えてもらう。銭湯という癒しを求めにいく空間に闘犬という攻撃的なものが存在するというのは何ともシュールな世界だなぁ。もし今もやっているならちょっと見に行ってみたいと思う。今日は季節柄旅行の話しがたくさん出たのでいつもの高校時代の地図帳がとっても役に立ちました。

泣いちゃだミ!

2008.08.07
追悼の意を込めてここ数日赤塚マンガを読み返す。やっぱり天才です。読めば読むほどいろんな哲学をそこに読み取りたくなってしまうし、時代や人間の本質みたいなのがいっぱい詰まっているのだけれど、そういうことを真面目に考える行為自体がこの漫画家を前にしては馬鹿らしいことになってしまうように思う。そしてグラフィックという視点から見てもとっても勉強になることが多いのです。タイトルはお気に入りのデカパンさんの口癖から。

それにしても時の流れで仕方がないとはいえ、赤塚さんに阿久悠さん、市川崑監督など、昭和の娯楽(=カルチャーではなくあえて娯楽と言いたい)を築き、支えてきた巨匠たちが次々と亡くなっていくのは本当に残念です。

takahashi

8/4 Today's menu

2008.08.03
○夏の行楽弁当

何かを始めた人、始めかけている人、始めるためにがんばっている人、そんな人たちの話を聞きながら元気をもらえた一日でした。がんばってる人はみんないい顔してるのです。ほんとに。

[カタコト手帖]半端な繁華街

2008.08.02
近ごろ三条から四条の河原町界隈を歩いているととても居心地の悪さを感じてしまう。この街のあり方を考えると空しく悲しい気持ちさえ湧いてくる。老舗の店がどんどん潰れ、パチンコ屋にカラオケボックス、そしてドラッグストアが軒を連ね、ここ数年のうちに見るに堪えられないくらいチープな街になってしまった。

繁華街というのその都市の「顔」であるように思う。繁華街の規模や様子、そこに出店する店などを見て、その都市に対するイメージが大きく印象づけられる。パリのシャンゼリゼ通りを歩いて、そこを美しくて洗練された街だと感じ、ニューヨークのタイムズスクエアをブラブラすればその溢れるエネルギーに圧倒される。

では京都はどうか。メインストリートは、悲しいくらいに趣味の悪い看板を掲げた魅力のない店ばかりである。(わずか数件だけ、自慢したいくらいすばらしい店舗が残っているのがせめてもの救い。)単なる景観だけの問題ではなく、その質がとても薄っぺらいように思う。もはやこの通りにはただ単なる消費という目的しか残されていない。京都で生活する人間でさえ愛着のもてないこの地域を、観光に訪れる人たちはいったいどう感じているのだろうかと時々心配になる。観光産業で成り立つ京都にとって、「京都らしいイメージ」というのは何よりも大切なはずだ。だけど今の河原町にはない。観光客を満足させる情緒もなければ、ここで生活する私たちを魅了する新しさも、存在感も。

じゃあ誰がこの界隈をそんな風にしてしまったのかというと、それは紛れもなくここで生活する私たちである。ちょっと前からこの周辺の景観問題についてはいろいろ言われているが、今のところ法律にできるのはせいぜい高さや看板のデザインの制限くらいだ。どんな店舗が生き残り、潰れていくかは、消費者である私たちにかかっている。当たり前の話だが、儲かる店はどんどん増えるし、流行らない店は消えていく。そうして街はどんどん生まれ変わっていくのだ。つまらない店で買い物をしない、そして本当にいいと思えるお店でお金を使う、そんな毎日の小さな心がけでしか、自分たちの街は守れない。その街の様子をただ嘆くのではなく、自分たちに必要なのはいったい何かと意識的にお金を使って生活することが消費という大きな力に対抗する残された手段だと思う。「小さなことからコツコツと」と誰かさんが言うように、小さなことを積み重ねれば大きな変化を必ず生むのだと、例え強がりでも、自分たちの力を信じたい。


それにしてもドラッグストアがかなりのスピードでどんどん増えてるけど、いったいみんな
何をそんなに買ってるんだろうか? かなり謎。


Takahashi Yufuko

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