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道端のごちそう

2008.07.30


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先日タイに行ってきました。
いつ訪れても活気にあふれたバンコクに興奮しっぱなしでした。
タイ、バンコクの路上には、どんな場所でも必ず無数の屋台が密集しています。 
旅の醍醐味のひとつは、やっぱり食。できるだけ現地の人たちが日常に食べているも
のが食べたいのです。
たくさんのバリエーションの屋台の中でも、わたしのお気に入りはごはんにおかずを
かけてもらうお店。
たくさんのカレーやおかずの中から3種類くらいを選びます。日本で言うならおばん
ざい屋さんかな。これなら毎日でも飽きません。
屋台の様子を観察しているとだいたいはおばちゃんが働き、おじさんはダラダラ。大
丈夫かな〜と勝手に心配してみたり。。。
良くも悪くも、人の目にさらされている屋台は材料や調理法、手際、清潔かどうか一
目瞭然だからこそ、安心して食べるのです。

あと、どこの国に行っても必ず行くのは市場とスーパー。
バンコクでは、野菜と果物が本当に美しかったです。
オーガニック、添加物、ゴミなど気になることはたくさんあるけど、人が生きている
ことをまざまざと感じることができた旅でした。

naho ishida

7/28 Today's menu

2008.07.29
○冬瓜の水晶煮
○茄子とゴーヤの揚げ浸し
○カリカリじゃことトマトのサラダ
○玄米ごはん


今日はすごい雷と土砂降りの雨だったのでお客さんが来てくれるかどうか心配してたのですが、何人か来てくれていろいろ楽しくお話しもできて何よりでした。ほんとにいつも遊びに来てくれる皆さんに感謝感謝です。シゲちゃんが強力なマシンを購入してくれたので近々イタリア中継が実現するかもしれません。

北白川シネマサロン vol.4レポート

2008.07.27
cinema_04.jpg3回連続企画「ダメ男が選ぶダメ男」、第1回目はサントリー宣伝部に勤めながら酔った拍子に小説を書くことを引き受けてしまったサラリーマン、江分利満氏のお話。酒癖が悪くて時代遅れな説教&語りを延々とする主人公も当然ダメな空気プンプンな感じですが、この人のお父さんもこれまたびっくりするくらいの勝手なダメ親父で、だけど二人とも「いるいるこんな人」という感じで何か愛着がわいてしまいました。

個人的には大好きな柳原良平さんのアニメが突然出てくるのがうれしかった。当時のサントリー宣伝部は柳原さんやらこの映画の原作者・山口瞳、開高健などほんとにすごい人たちが揃っていて、それが後のサンアドになって多くの名作広告を世に送り出していくわけだけど、この時代の広告をとりまく活発な空気をいろいろと想像しながら見るのもまた楽しかった。

終わったあと残った人たちで「ジョゼと虎と魚たち」も観賞。こっちは何回見ても全く愛着のわかないダメ男です。

次回は8月23日(土)です。




7/21 Today's menu

2008.07.20
○グリーンカレー
○インゲン豆のフリット
○ゴーヤとキュウリのタイ風サラダ

祝日のせいなのか、暑さのせいなのか、今日はかなりスローな夜となりました。
タイ帰りのナホちゃんが言うには、タイより京都の方が暑いらしいです。地球温暖化の話がホントかどうかは分からないけど、日本でここ数年異常な暑さが続いていることは確か。夏は暑くて当たり前と思っていても、やっぱりここまで暑いとやってられません。

さて、今週土曜は映画ナイトです。ぜひ遊びにきてください。

Nice.

2008.07.16


7/14 Today's menu

2008.07.13
○冬瓜のそぼろあんかけ
○ゴーヤとおじゃこ和え
○やまいものゆずこしょうソース
○ホタテご飯


さわやかサワー

2008.07.13
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こないだブログで紹介したうちのブルベリちゃんがだいぶ採れてきたのでヨーグルトムース&ブルーベリーソースを作ってみました。酸味がきいてさわやかな夏にピッタリのデザートができました。もうちょっと気になる点を改良して、そのうちはなれでも出したいなと思ってます。
上に乗っけているミントは庭にいやほど生えてくるミントです。抜いても抜いてもあっちこっちから生えてきます。すごい生命力。誰かほしい人がいたら株分けしますのでご連絡ください。

takahashi

なんだかねぇ・・・

2008.07.11
今日もまた一つ死刑判決が下った。下関の通り魔事件。とても許されない凶悪な犯罪だと思う。殺された被害者の悲しみや辛さは計り知れない。死刑というものが日本で一番重い刑罰である以上、被害者の家族や友人がそれを望むのは理解はできる。でもやっぱり国家が人の命を奪うということに対して違和感を感ぜずにはいられない。国家による殺人を認めるということは、そこに住む国民である私たちも、(例え相手がどんなに凶悪な犯罪者であれ)人の命を奪っている、つまり殺人に荷担しているということだから。
このあいだの秋葉原事件の犯人もきっとこのままいけば死刑になるだろう。だけど、ひとつの事件、ひとりの犯人に対して感情的に怒りをぶつけるだけでなく、そして死刑判決が出たらその事件は終わりというのでなく、どうしたらこれ以上このような恐ろしくて悲しすぎる事件がこの世の中に起こらないようにできるのかについて、もうちょっと真剣に考えていかないといけないと思う。

takahashi



森達也「死刑」
いろんな方向、立場から考えさせられるとても良い本でした。
でも読んだらどうしたらいいかもっともっと分からなくなるかもしれません。(私はそうでした)

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批判とユーモア

2008.07.10
広告批評でおなじみの天野祐吉氏のブログにおもしろい記事があったのでここに紹介します。宮武外骨というひとの「滑稽新聞」について。
「天野祐吉のあんころじい」

国家権力がどんなに強い圧力で国民を統制しても、ペンを持って戦う人がいる。しかもすばらしくユーモアのある方法で。この洒落たセンス、現代のジャーナリストだけでなく、今の世の中を何らかのカタチで変えていきたいと思っている人たちにとっても必要なんじゃないかと思った。遊びながら、戦う。真面目に戦うよりも何倍も難しいことだけど。真面目なだけのメッセージよりも洒落たユーモアが混じっている方が何倍も心に響くし、心に残る。(洒落てなければただ下品なだけなので注意。)

それから話はちょっと逸れるけれど、世の中のおかしいことに対して怒りを表さなかったり行動しなかったりする人に対して、「日本人の和の精神」とか、「思ったことを口にしない日本の美徳」とかを語る人がたまにいるけど、そういう人たちも宮武外骨のような「古き良き」ニッポン人の姿をみてもらいたいものです。100年以上前の日本にはこんなにも社会の空気を読めない人がいた! もちろん彼ひとりを例にあげて「日本人代表」みたいに言うつもりはさらさらありません。「日本人」を語るということは、それと同じくらいくだらないこと。

takahashi



今日聴いてる曲。

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なすのキャビア

2008.07.09
梅雨と思っていたらもうすっかり夏です。
旬の野菜は本当に安くて甘くて、最高!!
夏野菜の代表といえばなすということで最近ハマっているのが「なすのキャビア」。
「なすのキャビア」とは南フランスの料理で焼いたなすの中身にオリーブオイルを加
えてペースト状にしたもの。なすの種のツブツブ感やこってりした味わいがキャビア
に似ているので「貧乏人のキャビア」とも言うらしいが、貧乏万歳!!な美味しさで
す。
油と相性の良いなすがつややかでねっとりとしたペーストになり、これをよく冷やし
て味をなじませてから薄切りのバケットにぬって食べるのです。
冷えた白ワインがどんどん進んでしまう。

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レシピ

【材料】
・なす 3本
・エキストラバージンオリーブオイル 大さじ3
・にんにく 1片
・たまねぎ 1/2個
・塩・こしょう 適量
・プロバンスハーブミックス 適量

【作り方】
(1) 焼きなすをつくり皮をむく。
(2) にんにくとたまねぎをみじんぎりにする。フライパンにオリーブオイルとにんに
くを入れ火にかける。香りがたってきたらたまねぎと塩を加え、しんなりするまで炒
める。包丁でたたくか、フードプロセッサーにかけた1を加え、水分がとんで、ねっ
とりするまでいためる。
塩・こしょう・プロバンスハーブミックスで味を調える。
(3) 冷蔵庫で冷やす。

※同じ要領でにんにく味噌とみりんを加えて作ったら、こちらはごはんに最高でした。



naho ishida

北白川シネマサロン(仮) vol.4

2008.07.08
毎月第4土曜は恒例の映画ナイトです。いつまでたっても「(仮)」が取れないこのイベントですが、近日ネーミングも正式に決定し、どんどんおもしろい展開をしていこうと企み中です。次回は連続企画の第一回目。興味のある方はぜひぜひお越しください!


「ダメ男が選ぶダメ男night vol.1」
 
好きな映画には、何故かダメな人間が主人公として出ている場合が多い。だけれど、自分よりもダメな人間を見て安心したいとか、馬鹿を笑い飛ばすことで日ごろのストレスを解消したいとかいうことではない。ぐずで、どじで、運も悪くて、どうしようもないような人間が、ある日ひょんなことがきっかけで謎のパワーを手に入れて・・・なんて話しも鼻白む思いがする。絵に描いたような悲劇は見るだけ無駄だし、アウトサイダーのヒロインがひたすら破滅へ進んでいくようなドラマもぴんと来ない。
 
僕は単に、奇をてらわず、丹念に人間を描こうとする映画がとても好きだ。そして、結果的に一番リアルに感じ、感情移入できる主人公が「ダメ人間」なのだ。ただのあかんたれではなくて、共感をよぶ「ダメ人間」。どこか弱々しく見えてしまうけれど、でもただ弱いだけなのではなく、自分自身の弱さを知り、それを受け入れて、人格の一部にできるほどの強さを持っているようなダメ人間。適当な人に見えるけれど、それはあまりの純粋さゆえに、あるいは強すぎる自我のゆえに、世界に自分を帰属させることができず、しかたなしに回りにあわせて生きているからで、本当はすごく繊細で、しっかりとした哲学を持っているようなダメ人間。ぼくはそんなダメ人間に人間らしさや、親近感を感じてしまうダメ人間なのだ。
 
さて、映画にはけっこうダメ人間が描かれているものが多く、博打好き、女好き、酒好き、あほ、へたれ、不細工と、その種類も多種多様だ。そんな中、今回私がおすすめするダメ人間は、しがない中年サラリーマン。万年係員の窓際族で、だらしがなくおまけに酒癖がわるい。上司にしたくない男性像ナンバー1、枯れ専女子が選ばない男ナンバー1、加齢臭ナンバー1といった感じの親父だ。そして映画の内容は、言ってしまえばこの三冠王親父が酔っ払ってくだを巻き続けるだけだ。だけれど、その"くだ"が半端じゃない。人生について、女について、下着について、夫婦について、社会について、戦争について・・とにかく何となく思いついたことに対して、ダメ人間ならではの、正直で格好つけない視点で、語りまくるのだ。この映画があなたにとっておもしろいかは分からないけれど、トラウマ的一本となることは確実だろう。ではお楽しみに。

たがやす<CULTIVATE>



[日時/Date &Time] 2008.7.26 (土) 21:00-
[料金/Admission ] Free ※ドリンク代は別途
[問い合わせ/ Contact] email:info(at)hanareproject.net
phone:075-723-8768
[場所/Location] Kitsoune (hair salon x etc... )
[行き方/Access] 白川御影通上がる東側ホライズンビル2F(1F/STUDIO RAG)
It's located on 2F of Horizen Buid. on the west side of Shirakawadori, little bit north of Mikagedori.

参加される方は当日Kitsouneまで、床に敷くラグマットのようなもの、クッション、飲み物他、映画鑑賞に欠かせないと思われるものを各自適当に持って きてください。

7/7 Today's menu

2008.07.06
○お漬物のお寿司
○オクラと春雨のお吸い物
○夏野菜のグリルたち

たわわわわ

2008.07.01
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色づく前のブルーベリー。だんだん実がついてきました。カワユイ。

庭に植えてから10数年、毎年夏になるとたくさんの実が付きます。もうすぐ青く色付き始めて、だいたい9月の上旬まで毎朝収穫することになります。これがわが家の夏の日課。そして小さな夏の楽しみ。摘んだ後はジャムにして朝の食卓にのぼるのです。

家庭菜園は後で食べられるという大きな特典が付いているので、やっぱり実が付いたり、大きくなったりするのを見るとすごくうれしくなる。しかもタダで無農薬で取れたての美味しい野菜たちを食べることができるのだから、とっても贅沢な気分になれる。他にも柚や山椒の花、トマトやインゲン豆、ハーブ、ビワなどがうちの庭で採れますが、トマトとインゲン以外は全くのほったらかしで勝手に育ってくれるから超ラクチン。来年はもっと他の野菜も育ててみたいなぁ。

takahashi


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